2月の沖縄旅行、旬のおすすめ!
沖縄の自然が生み出した健康食材で長寿を目指す
沖縄では医食同源の考えのもと、昔から家庭では身体の調子に合わせて食材を組み合わせ、食事で健康を守ってきました。ニガナの他、フーチバー(ヨモギ)やサクナ(長命草)といったいわゆる薬草類はその最たるもの。また、豊かな水産資源は沖縄の誇りです。
2月の旬の食材SEASONAL FOODSTUFF
- ニガナ
- 元々は海岸沿いの岩場や砂地に自生していたキク科の植物ですが、現在流通しているものは畑で栽培されたもの。その名の通り、苦味が強くアクがあります。ビタミンA、C、カルシウム、カリウムが豊富で、昔から日々の食事はもちろん、フナの煎じ汁(ターイユジンジ)やイカスミ汁にも入れられ産後の体力回復などのための滋養食として食べられてきた健康食材です。
- たんかん
- 沖縄の冬を代表する果物で、1月~2月中旬ごろに収穫のピークを迎えます。みかんより皮が厚めで剥き辛いですが、甘みが強く酸味が少なめで、みずみずしくジューシーな果肉が特徴的。寒暖の差がある方が美味しくできることから、本部町や大宜味村、国頭村など沖縄でも北部での生産が盛ん。ポンカンとネーブルオレンジの自然交配種で、ビタミンCは温州ミカンの約2倍と言われています。
- キハダマグロ
- 方言名は「しび」もしくは「ちんばにー」。マグロ類の中では中型に属する種類で、体長は1~2メートル、体重は70~100キロほどで第二背びれや尻びれなどが黄色いのが特徴です。脂の少ない肉質のため関東ではあまり好まれませんが、県内ではかなりポピュラーな存在です。一本釣りやトローリング、延縄漁、巻き網漁などで漁獲します。
2月の旬のグルメGOURMET
がらまんじゃく
沖縄から伝えたい、"命を育む食事"のこと
かつて世界一を誇った沖縄の長寿。沖縄北部・金武町にある「がらまんじゃく」では、そんな沖縄の長寿を支えた琉球薬膳料理を味わうことができます。料理には沖縄の原種野菜や薬草、旬の野草が使用されている他、無添加の手作り王朝みそや、粟国の塩、沖縄県産100%粉黒糖など、調味料も厳選されたものが使用されています。がらまんじゃくでしか味わえない、身体に優しい琉球薬膳料理をいただいてみてはいかがでしょうか。
- 施設名:
- がらまんじゃく
- 住所:
- 沖縄県国頭郡金武町金武10507-4
- TEL:
- 098-968-8846
SOYSOY CAFE
豆乳やおから、沖縄の旬の素材を使った保存料不使用、無添加のマフィン
伝統的な地釜製法で作られる豆乳やおからを使ったマフィンをはじめとした、やさしい味わいのお菓子が楽しめるカフェ。取置き予約が入るほど人気なマフィンは、保存料不使用でトッピングや果物は地元本部町特産で旬の季節のものを使用し、その日一番の素材でつくった日替わりメニューが並んでいます。ランチブッフェもあり、ふわふわゆし豆腐(沖縄風寄せ豆腐)は地元の方にも人気。オリジナルグッズが並ぶ雑貨コーナーやオムツ交換スペースもあるので、ドライブの休憩スポットにもおすすめです。
- 施設名:
- SOYSOY CAFE
- 住所:
- 沖縄県国頭郡本部町谷茶10番地
- TEL:
- 0980-43-6003
泊いゆまち
美ら海まぐろをはじめ、その日水揚げされた新鮮な魚介類をどうぞ!
20件以上の鮮魚店が軒を並べる直売所で、2005年に沖縄の海産物を広めていくことを目的に泊漁港内に設けらました。全国3位の水揚げ量を誇る沖縄のマグロをはじめ、季節によって変わる旬の魚介や、沖縄ならではのカラフルな熱帯魚、朝水揚げされた新鮮な魚介類などが並びます。他には、立ち食いできるスポットや手作りお総菜、モズク専門店もあります。売り切れると閉店する店舗もあるので、朝早くに足を運ぶのがおすすめです。
- 施設名:
- 泊いゆまち
- 住所:
- 沖縄県那覇市港町1丁目1番地18
- TEL:
- 098-868-1096