10月の沖縄旅行、旬のおすすめ!
個性豊かな沖縄グルメを、召し上がれ。
沖縄にも秋が訪れると、春や夏とはまた異なる食材が出回ります。この時期に流通する食材は、ヘルシーながら素材独自の旨みを楽しめるものばかり。昔から食されてきた島素材を使った料理は家庭での食卓からレストランやカフェのメニュー、居酒屋の酒の肴などさまざまなシーンで見かけることができます。
10月の旬の食材SEASONAL FOODSTUFF
- 島豆腐
- 10/2は豆腐の日。沖縄県で昔ながらの製法で作られている豆腐は「島豆腐」と呼ばれ、沖縄の家庭料理によく使われています。豆乳の製造過程にて煮詰めずに絞る生絞り法を用いるため、一般的な木綿豆腐より大豆の味が濃くて固さもあるのが特徴です。型に入れて固める前のふわふわとした柔らかい状態の豆腐は「ゆし豆腐」といい、こちらも人気の食材です。
- カンダバー
- 「カンダバー」とは、沖縄方言で言うサツマイモの葉や茎のこと。一般的なサツマイモの葉や茎よりも柔らかくてクセがありません。葉茎はシャキシャキとした食感を楽しめ、葉の部分は茹でるとぬめりが出るのが特徴です。ただし、カンダバーのイモは育ちにくく、実っても水っぽくなるため、葉や茎を楽しむためとして沖縄の人々に親しまれています。
- アバサー
- 体中に長いとげを持つハリセンボンは、沖縄では「アバサー」と呼ばれています。体を膨らませて威嚇する姿はユーモラスで泳ぎも下手という憎めない存在で、沖縄では昔から食用として重宝されています。市場では皮が剥がれた状態で売られており、お汁や鍋、唐揚げなど調理法もバラエティ豊か。美味しさも相まって、観光客や地元民に人気の食材です。
10月の旬のグルメGOURMET
海鮮 十兵衛
鮮度と地元食材にこだわった“でーじまーさん”な一品!
観光スポットが点在する本部町エリアで、新鮮な海鮮料理が楽しめる割烹料理店。奈良の懐石料理店で培った経験を持つ料理人自ら市場に足を運び、その日に獲れた魚介類を仕入れるこだわりは、鮮度を重視しているからこそ。季節ごとに旬を迎える食材にもこだわっており、お寿司やお造り、焼き物などの海鮮料理や沖縄料理を手がけています。客層も幅広く、最近では外国人観光客も多く訪れるとのこと。落ち着いた和空間で、地元の美味をゆっくり堪能できます。
- 店舗名:
- 海鮮 十兵衛
- 住所:
- 沖縄県国頭郡本部町字大浜862-41
- TEL:
- 0980-47-2539
名護曲レストラン
自家栽培や県産食材にこだわった老舗庶民派が手がける家庭料理。
1983年創業、北部エリアで沖縄料理を堪能するならここ!と言われるほどの老舗ファミリーレストラン。ウチナー(沖縄)定食や沖縄そば、ステーキが人気で、ファミリーやグループなどで店内はいつも賑やか。メニューも「無い物は無い」と言われるほど豊富で、イラブ(ウミヘビ)や山羊などを使った珍しい料理も味わえます。また、島野菜や海産物など旬の食材を使った季節限定メニューもあるので、来るたびに新鮮な美味しさに出会えます。
- 店舗名:
- 名護曲レストラン
- 住所:
- 沖縄県名護市世冨慶574
- TEL:
- 0980-53-5498
とうふ家 Beans
オーナー夫婦が二人三脚で手がけるこころやすらぐ自家製ゆし豆腐メニュー。
首里城公園近く、大きく「豆」と書かれた日除けのれんが目印のゆし豆腐料理店では、祖母の代から豆腐店を営んでいたという洋食料理人のオーナーが手がける自家製ゆし豆腐定食が味わえます。豆のやさしさが上品に引き出された美味しさの秘密は、豆腐を作る工程でゆでた豆の薄皮をむいているとのこと。豆腐の味を堪能できる塩味をはじめ、人気のトマト味や麻婆味、八宝菜風などのアレンジメニュー、おからを使ったサイドメニューなどヘルシーな美味しさが楽しめます。
- 店舗名:
- とうふ屋 Beans
- 住所:
- 沖縄県那覇市首里当蔵町2-15-24
- TEL:
- 098-927-4849