沖縄で育まれた自然環境・伝統・産業に触れ、未来につなぐ旅の形「エシカルトラベル」。
それは訪れる人にも、受け入れる人にも心地いい、調和を楽しむ新しい旅。
”九州・沖縄の翼”として地域に根ざした活動を行う
航空会社ソラシドエアさんと「エシカルトラベルオキナワ」の
楽しみ方を紹介していきます。
宮崎をはじめとする九州各地と東京(羽田)、沖縄(那覇)と
九州・神戸・中部などをつなぐ「ソラシドエア」は宮崎生まれのエアライン。
「ソラシドエア」というブランド名は「空(ソラ)から笑顔の種(シード)をまく」というブランドコンセプトとドレミファソラシドの上昇する音階が由来です。
航空会社の仕事は空港カウンター業務から飛行機の操縦、
接客まで多岐にわたるというイメージがありますが、
沖縄空港支店で働くスタッフはなんと3名!
どういった業務を行なっているのか伺ってみました。
支店の業務は大きく分けて2つ。
1つ目はお客様の搭乗手続きや航空券の発券業務・搭乗案内などの旅客業務、運航ダイヤコントロールや運航支援業務などのオペレーション業務、機内用品搭載業務・整備補助業務など那覇空港内のハンドリング業務の委託管理を行う業務です。
2つ目は経営理念の一翼を表す活動でもある「地元価値共創推進」業務です。「九州・沖縄の翼」として、地元の自治体や観光協会などと連携し、地域PRイベントや、タイアッププロモーションを行い、新たな価値を創出しています。
2012年からスタートした「空恋プロジェクト」という機体側面に地名を表示すると共に、機内で各自治体独自の方法でPRを行う活動では、沖縄県内からもやんばる地域や沖縄市、宜野座村などの自治体・団体に参加いただきました。
「いつかは地元、沖縄で仕事がしたいと思っていた」という宮城さんは、地元価値共創推進業務について、「4年半羽田空港で勤務していた期間があったからこそ、地元である沖縄を俯瞰で見ることができるようになりました。どうしたら沖縄の魅力を伝えられるのかを考える時にその視点が役に立っている気がします。」と語ります。
「少ない人数だからこそ、密にコミュニケーションを取って業務に当たっています」と語るのは長谷川支店長。
業務以外にも小林さんから沖縄の美味しい町中華を、宮城さんからはおすすめの観光スポットを聞き、休日にグルメや観光を楽しむこともあるそうです。
「紹介してくれるところは間違い無いんだよなぁ」と笑い合う三人の姿から、沖縄を楽しみ、そのつながりを大切にするソラシドエアの“ローカルプライド”を感じました。