連載・おきなわ41物語/思い出が咲き誇る島 伊江島

掲載日:
2024.09.13

41、それは沖縄県にある市町村の数です。
本連載「おきなわ41物語」では、41市町村のイマの魅力を現地ライターが独自取材。

地元民しかしらない地域ならではの魅力や穴場スポット、とっておきの寄り道グルメなど、沖縄をもっともっと好きになってしまうような、唯一無二の旅のアイデアを紹介してまいります。

41の物語とともに、新しい沖縄を再発見してみませんか?

「タッチュー」がそびえるのどかな島

伊江村は沖縄本島北部の本部半島から北西約9kmの海上に位置する一島一村の農漁村です。
伊江島は、平坦な島に突き出した城山(ぐすくやま:通称タッチュー)で知られる島で、その特徴的なシルエットは沖縄美ら海水族館からも見えるので、目にしたことがある方も多いかもしれません。沖縄本島からフェリーでわずか30分と、手軽に訪れることのできる離島として人気があり、毎年ゴールデンウィークの時期には100万輪の百合の花が楽しめる「伊江島ゆり祭り」が行われます。島内には1800品種余りのハイビスカスが咲き誇る「ハイビスカス園」もあり、フラワーアイランドとしても知られています。また、落花生やさとうきびの生産、ブランド牛「伊江島牛」の飼育など農業・畜産業も盛んで、豊かな食を楽しめる島でもあります。

INDEX

| Access |伊江島までの行き方

那覇空港から伊江島までのアクセスは、まずレンタカーまたはバスで本部港まで行き、本部港からフェリーで伊江島に渡島します。

伊江島へは本部港からカーフェリーで約30分。自動車・二輪などを車両をカーフェリーに載せる場合は予約が必要です。2か月前から予約可能です。

カーフェリー内には、大きな売店もあり快適そのもの。きれいな海を眺めているとあっという間にタッチューが見えてきます。

| interview |新たな発見がある、おすすめの目的地を教えてください

沖縄県北部にある本部港からカーフェリーで30分。本部半島の北西約9㎞に浮かぶ伊江島は、日本全国の子どもたちが修学旅行で訪れ、ホームステイをする教育民泊の地として有名ですが、今回は、そんな第二の故郷としての一面だけでなく、まだ誰も知らないような伊江島を紹介したい!地域を知り尽くしたみなさんに、ズバリこんな質問をしてきました。

「新たな発見がある、おすすめの目的地や新しい楽しみ方を教えてください」

この問いに答えてくれたのは、一般社団法人伊江島観光協会 副会長の宮里 徳成さん。
「伊江島は、農業・水産業・畜産業が盛んで、魅力的な特産品もたくさんあります。そんな中から今回は、NEW OPENしたお店や伊江島でしか買えないお土産などを紹介したいと思います。また、静岡県と伊江島との深いつながりや伊江島のみならず沖縄の観光振興に邁進している伊江島出身の方もご紹介したいです。」

では、宮里さんの案内で、今まで見たことがない伊江島の一面を見ていきたいと思います。

宮里 徳成さん

一般社団法人伊江島観光協会 副会長

1977年伊江村役場入庁後、2013年商工観光課 課長で退庁。その後、7年11カ月伊江村教育長を務め、2021年3月に退任。「夢は世界に、心に故郷を」をモットーに、郷土愛を育む教育に取り組んだ。2021年10月からは、株式会社伊江島カントリークラブ代表取締役、2021年12月からは、株式会社伊江島物産センター代表取締役を務め、2022年4月からは現職も兼務し、伊江島の観光振興に邁進中。趣味も多彩で自宅には果樹や色鮮やかな花木を植栽。週末はゴルフで健康管理に励む。

おすすめ①バリエーション豊富な伊江島グルメ

NEW OPENから地元で愛されるお店に伊江島でしか買えない特産品までバリエーション豊富です!

おすすめ②伊江島ハイビスカス園

フラワーアイランドを象徴する観光スポット。

おすすめ③伊江島の魅力について

伊江島出身の伊江島観光バス株式会社代表取締役の山城克己さんにお聞きしました。

おすすめ①バリエーション豊富な伊江島グルメ

落花生やさとうきびの生産、ブランド牛「伊江島牛」の飼育など農業や畜産業も盛んで、豊かな食を楽しめる伊江島ですが、それだけじゃないのが懐の深い伊江島グルメです!

NEW OPEN!「お食事処 はるまさ 」

お食事処 はるまさ スタッフ かなこさん(左)、ももこさん(右)

お食事処 はるまさ は、「伊江島はにくすに」2階に今年の7月8日にオープンしたお店です!ボリュームたっぷりの定食にいろんな味、食感、喉越しが楽しめるラーメンとバリエーション豊かです。伊江港内にあるので、カーフェリーに乗る前後に是非お立ち寄りください!

お食事処 はるまさ スタッフ かなこさん(左)、ももこさん(右)

定食はどれもボリュームたっぷり‼️
タルタルソースは手作りで玉ねぎを使用しておらずお子様にも大人気で、ドでか魚フライ定食、チキン南蛮に使用しています。とんかつ定食はなんと‼️2枚ついております。ライスを追加してお子様と一緒に食べたり、お持ち帰り用のパックがあるので夕ご飯に持ち帰ることもできます。大人気のミニチャーシュー丼は、ニンニクたっぷり特製ダレがかかったレアチャーシューのミニ丼‼️ラーメン(並)とセットで食べるのがおすすめです。もちろん単品でお子様、女性にもおすすめとなっております。是非、ご賞味下さい!

はるラーメン(醤油)はとってもあっさりとした優しい味になっておりますので、二日酔いの時に身に沁みるスープとなっております。あっさりなので女性、お子様に人気があります。まさラーメン(豚骨)はド・豚骨‼️こってりとした濃厚スープに細いストレート麺が絡んで男性に人気の一杯となっております。城山ラーメン(味噌)は、バター・コーンが入っていて、ちぢれ麺と味噌スープの相性がバッチリです。醤油・豚骨・味噌の麺が全て違うので、いろんな味、食感、喉越しが楽しめるラーメンとなっております。ぜひ、ご賞味ください!

お食事処 はるまさ

【営業時間】
昼:11:00~16:00(ラストオーダー15:00)
夜:17:30~21:00(ラストオーダー20:00)
【定休日】木曜日

住所
国頭郡伊江村字川平519-3 はにくすに2階

公式Instagram

地元で愛される伊タリアン「Tag Garden」

「Tag Garden」は、伊江島の東側にある伊江ビーチの近くにあり、地元で愛されるピザとパスタのお店です。

「Tag Garden」店主 宮里 正良さん

店名の「Tag Garden」のタグは私の屋号が「タグンヤー」と呼ばれている事から。ガーデンは東側に畑があるので、そこに花を植えて、食事と一緒に季節ごとに咲く花々も楽しんでもらいたいという想いから付けました。外に出るとタッチューもばっちり見えますよ。

「Tag Garden」店主 宮里 正良さん

「Tag Garden」店主 宮里 正良さん

お料理は、ピザやパスタが中心の伊タリアンです。伊は伊江島からとりました。その名の通りできるだけ伊江島や沖縄の食材を使ったお料理を提供しています。

「Tag Garden」店主 宮里 正良さん

「Tag Garden」店主 宮里 正良さん

デザートは、若い女性に大人気です。材料は全て伊江島産や沖縄産で、季節ごとに旬の食材を使っています。そのバリエーションも楽しんでいただきたいですね。

「Tag Garden」店主 宮里 正良さん

Tag Garden

【営業時間】
ランチ:11:30~14:30
ディナー:18:00~22:00
【定休日】不定休(お電話で確認ください)

住所
国頭郡伊江村字東江前2620
TEL
090-6856-8666

伊江島のシンボル城山の麓にあるカフェ「Cafe E-SABI」

Cafe E-SABIは、城山(タッチュー)の登山口に向かう手前のところにあるカフェで、青いコンテナの店舗が目印です。座席は全てテラス席となっており、海も見渡せます。

「Cafe E-SABI」店主 島袋 和代さん

店名のイーサビですが、この土地の呼び名から来ています。
昔この土地は「さべ」という苗字の方が治めていたようで、さべがなまってサビになり、小高い丘になっている事から、上にいるさべさん「ゥイーサビ」と呼ばれたとの事です。その名の通り、テラス席からは海も見渡せます。

「Cafe E-SABI」店主 島袋 和代さん

「Cafe E-SABI」店主 島袋 和代さん

メニューは、伊江島の小麦を使った麵メニューや地元で昔から作られてきた天ぷらがあります。ドリンクは、コーヒー、コーラーに加えて、手作り発酵ドリンク、フルーツハーブティー、タピオカドリンクにアルコール飲料も、バラエティ豊富に取り揃えています。手作り発酵ドリンクは、畑や庭で採れた桑の実、グワバ、梅等を使用し、元気になると評判です。

「Cafe E-SABI」店主 島袋 和代さん

「Cafe E-SABI」店主 島袋 和代さん

これなんだかわかりますか?
ムジヌフ(沖縄の方言で麦の粉のこと)天ぷらと言います。伊江島で昔からおやつとして各家庭で作られてきたものなんです。100%伊江島産小麦の粉(全粒粉)にたまごとベーキングパウダーと季節の野菜を入れて揚げたものです。うちでお出ししているものに使う小麦は、私が畑で栽培したものを使用しています。小麦の味がしっかり感じられてとても美味しいんですよ。私がこの店を始めたきっかけは、このような昔から受け継がれてきた地元の味を残していきたいという想いがあったからです。

「Cafe E-SABI」店主 島袋 和代さん

「Cafe E-SABI」店主 島袋 和代さん

こちらはお土産として大好評の、力(ちから)タンナーパピーナッツです。
力(ちから)タンナーパは、むかし隣村から攻めてきた兵隊を城山の頂上から大きな岩を崩しては投げ、崩しては投げて追い払った大男で、その時、タンナーパが踏ん張った大きな足跡が今でも城山の頂上に残っています。そんな、力(ちから)タンナーパのようにまぎー(沖縄の方言で大きい)ピーナッツです。城山に来られた際には是非お立ち寄りください。

「Cafe E-SABI」店主 島袋 和代さん

Caff E-SABI

【営業時間】11:00~18:00
【定休日】月・木曜日

住所
国頭郡伊江村東江上170
TEL
090-8293-6094

伊江島でしか手に入らない伊江島の味!「おばぁの手作りあんこもち」「又吉かまぼこ」

■おばぁの手作りあんこもち
島でしか買えない手作りのあんこもち。【幻のあんこもち】と呼ばれ大人気商品、朝のうちに売り切れることも。見かけたら即購入です。伊江島物産センターで購入できます。
■又吉かまぼこ
毎朝、早朝から揚げられる又吉かまぼこは、伊江島のソウルフードとして愛されています。揚げたての美味しさは別格です。又吉かまぼこ港店(伊江村川平520-2)で購入できます。

伊江島物産センター

伊江島の特産品を数多く取り揃えてます!
【営業時間】7:00〜16:00(船便運行状況により変動する場合があります。)

住所
国頭郡伊江村字川平519-3(伊江港ターミナル内)
TEL
0980-49-5555

公式ホームページ

又吉かまぼこ店 港店

毎朝、早朝から揚げられる又吉かまぼこは、伊江島のソウルフード.

住所
国頭郡伊江村川平520-2
TEL
0980-49-3886

伊江島土産といえばコレ!「ジーマミ菓子」「伊江島小麦チップス ケックン」

■ジーマミ菓子(沖縄伊江島産手作りピーナッツ糖)
落花生の選別から、黒糖の煮詰め、袋詰めまで一つ一つ手作業で製造。黒糖の風味が、ピーナッツの美味しさを引き立てています。
■伊江島小麦 チップス ケックン
「伊江島小麦」の全粒粉を使用。湿度や温度に細心の注意を払った環境のなかで、全て手作りで生産。高温で一気に揚げたチップスは、サクッと軽やかな仕上がり。

希少な国産アグリコールラム酒!イエラム サンタマリア

■イエラム サンタマリア
伊江島で栽培されるサトウキビから作られる希少な国産アグリコールラム酒。オーク樽で熟成された「ゴールド」とホワイトラムの「クリスタル」の2つの味が楽しめます。ロックやモヒートなどでどうぞ。

伊江島蒸留所

伊江島の地酒「イエラムサンタマリア」は、伊江島のサトウキビのみで仕込んだラム酒となります。
【営業時間】平日9:00~12:00、13:00~17:00

住所
国頭郡伊江村東江前1627-3
TEL
0980-49-2885

公式ホームページ

おすすめ③伊江島ハイビスカス園

2004年(平成16年)の冬、色々な方々とのご縁に恵まれ、静岡県「浜名湖花博」のイベントに出品していたハイビスカス200品種、500株を譲り受けたことが伊江島ハイビスカスの始まりです。それから長い年月をかけ、育種・増殖を重ね、現在では約1800品種余りのハイビスカスを保有しています。2008年(平成20年)に「日本ハイビスカス協会」を設立し、翌年にはハイビスカス観賞用園芸ハウスを整備しました。現在では、日本最大規模の施設となっています。

伊江島で交配された世界にひとつしかないオリジナル品種も約800品種ほど保有しており、修学旅行生やイベント等で命名したハイビスカスや国内でも珍しい多種多彩な品種の観賞が楽しめます。苗木の販売もしており、来園した皆様の思い出が咲き誇る場所となっています。伊江島ハイビスカス園に咲いているハイビスカスは、「原種」「コーラルタイプ」「オールドタイプ」「ハワイアンタイプ」の4つのタイプがあります。

原種

ハイビスカスの原種で、ハワイ諸島やインド洋の島々などに10数種が分布しています。原種の中には、香りのするハイビスカスもあります。

コーラルタイプ

フウリンブッソウゲの血を引く品種で、葉は小さくギザギザの切れ込みが入り、たくさん開花する系統ですが品種は最も少ないです。ほかの系統に比べて成長が早く5m近くまでに成長します。寒さには弱いですが暑さには強く丈夫で生育も旺盛なので、熱帯各地で庭植えにされた大きな株が見られます。

オールドタイプ

オールドタイプは、ハワイアンタイプの母体となった品種の総称で、大輪系と比べると花は小ぶりで色彩の変化に乏しいですが生育が旺盛でよく花を咲かせます。暑さ、寒さには比較的強く丈夫で生育も旺盛です。沖縄では在来系の種類が増えていますが無名の品種も少なくありません。挿し木で簡単に増やせます。

ハワイアンタイプ

豪華で色彩の変化が豊富で、最も観賞価値の高い品種です。品種数も3系統の中で最も多く、大部分を占めます。ほかの系統に比べて開花管理が難しいですが、花や葉は大きくて、丸いものが多く枝は太くて節間が短いです。暑さに弱いため、夏は半日陰の涼しい場所での栽培が適しており、春と秋を好み開花します。主に鉢植えで栽培され性質が弱いため挿し木が困難なものが多く、一般的には接ぎ木苗で育成されています。

ハイビスカスの里帰り

20年前の浜名湖花博で、ハイビスカスを出品した事業者から、236種、約500鉢のハイビスカスが贈られたのが、伊江島のハイビスカスの始まりですが、今回「里帰り企画」として、伊江島ハイビスカス園で育てられたハイビスカス約600鉢が同花博会場で展示・販売されました。島の特産品の販売も行われ、初日から大盛況でした。

もう一つの静岡県と伊江村の深いつながり・・・・

伊江島のハイビスカスは、20年前の浜名湖花博で、ハイビスカスを出品した事業者から、236種、約500鉢のハイビスカスが贈られたのが始まりですが、沖縄県と静岡県のご縁はその前からありました。沖縄県伊江村と静岡県磐田市は戦後平和の発祥地と言われています。

伊江島ハイビスカス園

1800品種余りのハイビスカスが咲き乱れる癒しの場所

住所
国頭郡伊江村字東江前3614-1
TEL
0980-49-5850

公式ホームページ

おすすめ③伊江島の魅力について

伊江島の魅力について伊江島出身の伊江島観光バス株式会社代表取締役の山城克己さんにお聞きしました。

山城克己さん

沖縄県バス協会会長/伊江島観光バス株式会社代表取締役

【略歴】
昭和51年3月  沖縄県北部農林高等学校 卒業
昭和51年10月 米国サウスキャロライナ州 農業研修生 派遣(2ヵ年)
昭和56年   伊江島に戻る
昭和58年   伊江村青年会 会長
平成5年4月  伊江村西江上区 区長(4期8年)
平成9年7月  伊江村西部土地改良区かん水組合 組合長(4期8年)
平成14年4月  伊江島観光協会 会長(5期10年)
平成14年9月  伊江村議会 議員(3期12年)
平成18年4月  伊江村軍用地等地主会 会長(3期6年)
平成20年4月  (社)沖縄県軍用地等地主会連合会 理事(2期4年)
平成22年   沖縄県振興審議会離島過疎地域振興審議会委員

伊江島観光バス株式会社公式ホームページ

伊江島観光バスについて

創業は昭和33年で、路線バスと貸切バスを営んでいましたが、法人化後はレンタカー事業とタクシー事業にも取り組んでいます。
平成27年には沖縄本島に伊江島観光バス沖縄営業所を設立し、貸切観光バスや、大型クルーズ船・各種イベント・レジャー等の送迎等幅広く営業展開しています。
沖縄本島進出の理由は、伊江島振興のために、伊江島に人を送る仕組みを作りたいと思ったからです。おかげさまで、修学旅行生をはじめ多くのお客様を伊江島にお送りすることができました。
平成元年からは、日本で初めての「大型観光電気バス」を導入し、環境問題や騒音対策にも取り組み地域から愛される企業を目指します。

伊江島について

伊江島生まれ・伊江島育ちで、伊江島が大好きです。
そんな大好きな伊江島の発展のことを常に考えています。観光業界以外に、農業や基地問題、6次産業化等いろいろな分野でかかわってきましたが、常にどうしたら伊江島がもっと良くなるかを考えてきました。その根底には、「子どもたちが帰ってこられる島にしたい!」という想いがあります。

伊江島観光について

伊江島は沖縄の縮図です。
小さな島の中に、景勝地・山・戦跡・基地・農地・漁港・集落等、沖縄県にあるすべてが詰まっています。ですから、コンパクトに沖縄観光ができるところが伊江島観光の一番の魅力です。
一方で沖縄の課題も全てあります。高齢化問題や二次交通課題等、伊江島で解決できたことを沖縄県全体に広げていくことができると思っています。

今後について

ライバルは同業者ではなく時代の変化です。
沖縄を訪れる人たちのニーズは、時代の変化とともに変わっていきます。常にアンテナを張ってそのニーズをキャッチして、行動に移していきます。
コンパクトに沖縄観光ができる伊江島に是非、お越しください!

| model course |紹介スポットも回れる、とっておきの旅プラン

ワクワク!ドキドキ!大人の修学旅行!伊江島一周の旅

「タッチュー」がそびえるのどかな島で大人の修学旅行

伊江島は、平坦な島に突き出した城山(ぐすくやま:通称タッチュー)で知られる島です。その特徴的なシルエットは沖縄美ら海水族館からも見えるので、目にしたことがある方も多いかもしれません。沖縄本島からフェリーでわずか30分と、手軽に訪れることのできる離島として人気があり、毎年ゴールデンウィークの時期には100万輪の百合の花が楽しめる「伊江島ゆり祭り」が行われます。伊江島は、教育民泊も盛んに行われており、修学旅行で伊江島を訪れた方も多いのではないでしょうか。そんな伊江島で修学旅行のワクワク、ドキドキを再びということで、修学旅行気分で自転車や車で伊江島を一周する旅です。

詳しくはこちら

| comment |一般社団法人伊江島観光協会からのメッセージ

一般社団法人伊江島観光協会

その先の島へ 
本部港からフェリーで30分 城山の島にある”光”

沖縄本島で「あの島は何ていう島?」と尋ねたらたいていの人が「伊江島だよ」と答えてくれます。なぜなら島外の人がタッチューと呼ぶ城山(ぐすくやま)の形があまりに特徴的なために、誰もが知っているから。沖縄の人に愛され、島の人に敬われている城山。 伊江島に渡ってみませんか。

伊江島観光協会公式ホームページ

| 編集後記 |おきなわ物語編集部

今回の伊江島取材では多くの驚きと発見がありました。まずは、カーフェリー。その快適さと船内設備の充実と船からの景色の美しさ、そして旅客運賃の安さには驚きでした。伊江島に着き車で伊江島を一周しながら、平坦な一直線の道路が多いことに驚きました。城山は荒らしい外観なので、アップダウンの多い島かと思いきや全く反対で、城山に上る道以外は平坦で、自転車でも十分一周できると感じました。最後はグルメスポット。すべてのお店が美味しく丁寧で大満足でした。店主の伊江島への想いやこだわりが詰まっているからこそ出せる味です。そんな驚きと発見が満載の伊江島に是非訪れていただきたいと思います。

【ピックアップ】連載・おきなわ41物語/沖縄にはまだ知られていない魅力いっぱい

連載・おきなわ41物語

沖縄にはまだ知られていない魅力いっぱい

41、それは沖縄県にある市町村の数です。おきなわ「41」物語では、41市町村のイマの魅力をひとつずつ独自取材。
地元民がおすすめする地域ならではの魅力や是非訪れてほしい穴場スポット、寄り道グルメなど、新しいローカル旅の目的地を紹介してまいります。
41の物語とともに、新しい沖縄を再発見してみませんか?

連載・おきなわ41物語を見る