熱中症予防と応急処置 | 夏の沖縄旅行に訪れる前に

掲載日:
2024.06.20

梅雨明け後の沖縄は夏真っ盛り!
毎日30℃を超える晴天が続いています。
青い海と白い砂浜、色鮮やかな花々や深緑の森など、見どころ満載なこの時期の沖縄ですが、気温が高く日差しが強い日は熱中症の危険もあるため、水分補給や日陰で休むなどの対策を忘れないでください。

ここでは、熱中症にならないための予防策ともし熱中症になってしまった場合の応急措置等について紹介します。

熱中症の予防と応急処置

熱中症とは、高い気温の中体温の調節が出来なくなり、体内の水分や塩分(ナトリウム)のバランスが崩れ、体に現れる不調の総称です。死に至る危険のある症状ですが、正しく予防すれば防ぐことができ、素早い応急処置ができれば救命できる可能性もあります。

また、気候変動適応法の改正により、令和3年度から全国運用されてきた「熱中症警戒アラート」が「熱中症警戒情報」として法律に位置づけられるとともに、広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがある場合に発表される「熱中症特別警戒情報」が創設されました。

そのため、「熱中症警戒情報」が発表された地域では、熱中症に関する意識を更に高め、適切な熱中症予防行動を取りましょう。
さらに、県内で「熱中症特別警戒情報」が発表された場合は、自発的な熱中症予防行動の実施、また、家族や周囲の人々においては見守りや声かけ等の共助や公助の行動を取ってください。

なお、「熱中症警戒情報」および「熱中症特別警戒情報」の発表状況については、「環境省熱中症予防情報サイト」を確認してください。

熱中症は「こえかけ」で防げる

こまめに水分補給をしましょう。のどが渇いていなくても、1日あたり1.2Lを目安に水分補給してください。大量に汗をかいたときは塩分補給も忘れずに。
炎天下を避けましょう。炎天下での海水浴は避けてください。涼しい服装をして日傘や帽子を使用してください。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動してください。
風通しを良くしましょう。室内でも油断は禁物です。適度な風通しや冷房設備で熱を逃がす工夫をしてください。
健康管理をしましょう。暑さに備えた体づくりと日頃から体調管理をしてください。毎朝など、定時の体温測定と健康チェックはおススメです。体調が悪い時は、無理せず静養してください。

熱中症重症度チェック

重症度1 めまい、立ちくらみ、筋肉痛・筋肉の硬直など
重症度2 頭痛に吐き気、倦怠感など
重症度3 意識がない、痙攣、呼びかけに対する返事がおかしい、まっすぐに歩けない、高い体温など

おかしいな?と感じたら「応急処置」を

涼しい環境への避難

風通しの良い日陰やクーラーのある室内など、涼しい場所へ避難してさせてください。

脱衣と冷却

衣服をゆるめるなどし、体からの熱の放散を助けます。氷や水で首や脇の下、足の付け根などを冷やしてください。

水分や塩分の補給

冷たい水や、スポーツドリンクなどを与えてください。(ただし、意識がはっきりしていない場合、経口での摂取は厳禁)

医療機関へ運ぶ

意識がはっきりしないとき、自力で水分摂取ができないときは、すぐに医療機関に搬送してください。

沖縄旅行前にできる!熱中症対策

夏が近づいてくると、気温の上昇や湿度の増加により、熱中症のリスクが高まります。旅行前のスケジューリングから、天気予報をチェックし、適切な対策を講じることで、熱中症の発生を予防することができます。

熱中症のリスク回避のために

天気予報のチェック

気温、湿度、日射量などの気象条件は、熱中症の発生リスクに直結します。天気予報はこれらの情報を提供してくれるため、正確な天気予報のチェックは熱中症予防の第一歩となります。

適切なスケジューリング

天気予報をチェックすることで、熱中症のリスクが高い日や時間帯を把握し、予想される高温日にはこまめな水分補給や涼しい場所での休憩を計画しましょう。

熱中症特別警戒情報/熱中症警戒情報

熱中症特別警戒情報/熱中症警戒情報は、気温や湿度などの気象データを基に発表され、熱中症のリスクが高まる可能性のある日や時間帯を事前に知ることができます。

ひんやりスポットでクールダウン

青い海と白い砂浜を見たら、時間が経つのも忘れて強い日差しの中で遊んでしまいそうになりますが、そこには熱中症の危険が潜んでいます。ここでは、そうならないように様々なひんやりスポットをご紹介します。

ひんやりスイーツスポット

ブルーシール 豊崎店

アメリカ生まれ沖縄育ちの「ブルーシールアイスクリーム」。大きなアイスクリームのネオンが目印の牧港店。30種類以上のフレーバーの他、サンデーやクレープなどここでしか味わえないデザートメニューが楽しめます。

氷ヲ刻メ

老若男女問わず多くのファンでにぎわうかき氷店。毎日通う常連もいるほど。そんなお客さまの要望に応えるべく、日々新たなかき氷を開発し、その数は50を超えるという。どんなかき氷と出会えるかは来店時のお楽しみ。

オープンカフェ プルメリア

「オープンカフェ プルメリア」は、古宇利島の高台に建つコンドミニアム内にあります。地元の特産品であり、水分も糖度も高い今帰仁スイカを使った手作りスムージーは水を一滴も使わず、スイカのジューシーさを上品に引き出した人気メニューです。

ひんやり体験スポット

ガンガラーの谷

ガンガラーの谷は鍾乳洞が崩壊してできた自然豊かな谷間です。サンゴ礁由来の石灰岩地帯に広がる亜熱帯の森や洞窟等を、専門ガイドと共に散策します。

CAVE OKINAWA 気軽に楽しめる神秘の鍾乳洞!

沖縄本島中部最大級の神秘の鍾乳洞!!!ワクワクドキドキする順路と各所でみられる数万年をかけて形成された神秘的な数々の鍾乳石。シンボルとなる縁起の良い【紅白】の鍾乳石は大迫力!

ブセナ海中公園

海中展望塔のらせん階段を降りていくと、丸窓のガラスごしにクマノミなどが泳ぐ姿を見ることができます。屋内だから天候を気にすることなく小さなお子様でも安心して海の中を楽しめます。クジラ型のグラス底ボードに乗って沖合いの海中散策もできます。

ひんやりショッピングモール

イオンモール沖縄ライカム

ひとりひとりが時を忘れ、日常を忘れ、今を楽しむ。そんな暮らしと旅のあたらしいワクワクを、皆様ととともにつくっていきたい。さぁ、ライカムから。この島を、もっともっと、おもしろく。

沖縄アウトレットモール あしびなー

100を超える世界のブランドが一堂に集う沖縄初のアウトレットモール。1階は直営店や正規代理店が運営するショップが並び、ブランドの在庫品や廃盤商品を定価の30%~80%で販売しています。

Tギャラリア 沖縄 by DFS

Tギャラリア 沖縄は、国内旅行であっても、免税ショッピングが楽しめる日本唯一のストアです。沖縄県外に出発する人なら誰でも出発前に免税ショッピングが楽しめます。※沖縄県内離島を除く

ひんやり学びスポット

沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)

那覇市おもろまち駅から徒歩10分の位置にある沖縄県立博物館・美術館は博物館と美術館が一つになった県内最大の文化施設で、博物館では自然・文化・歴史までを幅広く紹介し、美術館では沖縄の作家、沖縄にゆかりがある作家の作品を中心に鑑賞できます。

海洋博公園・海洋文化館 プラネタリウム

沖縄を含む太平洋地域における海洋民族の歴史や文化を、大型カヌーなど約750点の貴重な展示資料で紹介しています。プラネタリウムホールでは、最大恒星数1億4千万個の美しい星空を再現。季節にあわせた沖縄の星空と民話を上映しています。

沖縄市戦後文化資料展示館 ヒストリート

戦後の沖縄で基地から派生する異文化に触れながら、この地に生まれた個性的な「コザ文化」を示す多様な資料を展示しています。今なおアメリカの文化が色濃く残るコザの街で、戦後沖縄の生命力を感じられるはずです。

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