首里城の復興を見に行こう|関連イベントをまとめて紹介!
- 掲載日:
- 2022.10.21
首里城正殿と主要施設の火災から3年が経過しようとしています。
本格的な「首里城正殿」の復元工事がはじまるにあたり、2026年の正殿完成にむけた首里城の「復興」へのあゆみと、それを願う多くの人が参加する「首里城復興祭」関連のイベントも多数開催される予定です。
復興する「首里城」の姿は今しか見ることができません。ぜひこの機会に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
INDEX
首里城の復興にむけて
首里城正殿復元の本格的な工事がスタートするのにあわせて、琉球王朝時代から首里城正殿等の造営や修復に使用する御木材を運ぶ際に行われてきた催事「木曳式(こびきしき)」が行われます。また今後、正殿復元にむけた木材倉庫の整備や見学デッキが設置され復元の様子が公開される予定です。
首里城は琉球王国統一以降、国王の居城となり、政治・外交・文化の中心地となった琉球王国時代の象徴ともいうべき城です。
2019年10月31日に発生した火災で首里城正殿等が焼失してから約3年が経ちます。2026年の完成を目指している正殿復元をはじめ、首里城復興に取り組んでいる様子をぜひその目で確かめてみてはいかがでしょうか。
首里城復興祭関連イベント
「首里城復興祭」
「首里城祭」は、今年度より正殿完成まで「首里城復興祭」と改称して開催されます。国王や王妃による儀式を再現した古式行列をはじめ、首里城復興記念ステージなど様々なプログラムを楽しめるイベントです!木遣行列や古式行列・正殿起工式は、首里城公園公式YouTubeチャンネルで生配信が予定されています。
「国頭フェスティバル」
平成の木曳式の際にも実施した奥間集落の伝統芸能である「国頭サバクイ」を披露すると共に、国頭村から調達した首里城正殿に使用する御木材をお披露目する予定です。
「いざ首里城 令和の木曳式」
琉球王国の時代より首里城造営・修復に際して行われてきた祭事「木曳式」。御材木を積んだ低床トレーラーが、国頭から那覇まで国道58号線を南下するパレードも実施されます。数か所の立ち寄り場所では、御材木のお出迎え演舞や展示を予定しています。
「首里城 うむいの燈(あかり)ランタンウォーク」
首里城が焼失してから3年。シンボルの復興を願う気持ちを、沖縄の元気に変えていこう。とこのプロジェクトは立ち上がりました。幻想的なランタンの燈とともに、沖縄を明るく灯してください。
琉球の美 ー首里城で感じる“ホンモノのモノ”ー
本土復帰から50年となる今年、2026年の首里城正殿完成を視野に入れ『琉球の美』-首里城を感じる”ホンモノのモノ”-は、【首里城復興祭関連イベント】として沖縄県立博物館・美術館にて開催されます。
琉球の美 ー首里城で感じる“ホンモノのモノ”ー
開催日時:2022年11月5日(土)、6日(日)
開催場所:沖縄県立博物館・美術館 博物館実習室
- 住所
- 那覇市おもろまち3丁目1番1号
「史劇 首里城明け渡し」
500年余り続いた琉球王国も時代の流れに翻弄され、明治時代、日本政府の廃藩置県に飲み込まれていく。首里城が明け渡されるまでの人間模様や、士族役人、若者の苦悩と悲哀を今に描きます。