リピーターさんにオススメしたい!沖縄の工芸品にふれる旅

掲載日:
2024.09.20
秋といえば、芸術の秋!
おしゃれな観光スポット巡りもステキですが、今度の沖縄旅行はゆっくりと芸術に浸るのはいかがでしょうか。
本記事では、沖縄リピーターさんにオススメしたい、ゆっくり楽しむ沖縄の芸術についてご紹介いたします!
何度も来ているからこそ、ゆっくり沖縄を楽しむ旅をしてみませんか♪

<もくじ>

【01】沖縄の伝統工芸品について

<クイズ>

この中で沖縄の伝統工芸品は何番でしょうか?(複数回答可)
 ① 焼物
 ② 染織物
 ③ 漆器
 ④ 琉球ガラス
 ⑤ 三線
正解は①~⑤すべて沖縄の伝統工芸品です!

 ① 焼物・・・シーサー等のやちむん(焼物)
 ② 染織物・・・紅型等の染物やミンサー等の織物
 ③ 漆器・・・琉球漆器
 ④ 琉球ガラス
 ⑤ 三線

琉球王国時代に海外文化の影響を受けながら独自の文化を築いてきた沖縄では、独自の技法を発達させて受け継いできた伝統工芸品が数多くあり、経済産業省が指定する「伝統的工芸品」241品目のうち、沖縄県では織物、染め物、焼き物など16品目が指定されており(2023年10月現在)、なんとこの数は東京や京都に次ぐ多さだそうです。

【02】焼物(やちむん)

焼物が沖縄に伝わったのは、今から500年前の14~16世紀。
当時の琉球は、中国や東南アジアと盛んに行き来していたことから、焼物の作り方も入ってきました。
沖縄の代表的な焼物が、現在の那覇市にある壺屋(つぼや)で作られる壺屋焼で、国王が国をあげて生産させていたそうです。

 焼物(やちむん)が見学・体験できる施設

シーサー体験 琉球窯

簡単♪かわいいシーサー絵付けや本格シーサー作りまで、沖縄海カフェでシーサー体験♪

住所
国頭郡今帰仁村今泊612-2 On the Beach CAFE 2F
TEL
0980-56-4561

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米子焼工房

しあわせいっぱいのオリジナル・シーサー

住所
石垣市 桴海447-1
TEL
0980-88-2559

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Laboratorio Dal mare ダルマーレ

屋我地島の自然に囲まれた小さな工房
沖縄本島と大橋でつながる『屋我地島』壮大に広がるサトウキビ畑にエメラルドブルーに輝く海
沖縄らしい風景が広がる自然に囲まれた小さな工房

住所
名護市 済井出252番地
TEL
0980-52-8027

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PORTRIVER MARKET

選りすぐりの沖縄のやちむんこだわりのスーベニア!沖縄のイイものを探すならココ!

住所
沖縄県浦添市港川2-15-8#30
TEL
098-911-8931

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那覇市立壺屋焼物博物館

壺屋焼と沖縄の焼物、そしてこれからの壺屋の未来が伺える博物館

住所
那覇市壺屋1-9-32
TEL
098-862-3761

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壺屋やちむん通り

昔、沖縄を想う焼物の里

住所
那覇市 壺屋

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やちむん散歩(壺屋~つぼや~)

古い建物が並び、昔の面影を残すノスタルジックな通り。
そこかしこに残る沖縄の焼物の歴史に触れながら、お散歩気分でやちむん巡りを楽しもう。

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【03】染織物(紅型等/ミンサー等)

~染織(そめおり)~
琉球王国が栄えた14~16世紀ごろは、中国や東南アジア、インドと盛んに取引を行っていたため、これらの地方から絣(かすり)や、染織の技法も琉球にもたらされました。
これらの技法は、琉球王の保護を受けながらさらに発展し、琉球独特の染織文化を作り上げられました。

~琉球びんがた~
沖縄を代表する伝統的な染物の総称であり、色彩豊かな紅型は、琉球王朝時代の王族や貴族の衣装として重宝されていました。
 <琉球紅型の3つの技法>
  ・型を彫って色を染める「紅型」
  ・藍色で表現する「藍型(エーガタ)」
  ・糊を搾り出して自由に表現する「筒引き」

 染織物(紅型等/ミンサー等)が見学・体験できる施設

機織工房しよん

機織工房しよんでは、温故知新をモットーに、手染め・手織りによる布作りを提案しております。

住所
島尻郡八重瀬町 仲座72 機織工房しよん
TEL
098-996-1770

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あざみ屋本店 みんさー工芸館

八重山の伝統工芸・みんさー織のさまざまな製品を展示販売。

住所
石垣市 登野城909
TEL
0980-82-3473

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藍風

沖縄県本島北部、本部町伊豆味の山間にある琉球藍染め工房です。
藍の葉から泥藍を造り、天然発酵建てで丁寧に染めています。

住所
本部町伊豆味3417-6
TEL
0980-47-5583

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紅型キジムナー工房

雨天時でも楽しめます。
少人数限定、大人旅にオススメの紅型染め体験 。工房で作られた紅型小物雑貨の販売もいたしております。

住所
名護市宇茂佐 178

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「時代に合わせた働き方で沖縄の伝統工芸「紅型(びんがた)」を未来へ繋ぐ」

歴史情緒あふれる沖縄の城下町「首里」(しゅり)で、300年以上受け継がれる「城間びんがた工房」の時代に合わせた新たな取り組みとは? 16代目・城間栄市(しろまえいいち)さんが考える、これからの紅型と働き方について聞いてみました。

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【04】漆器

沖縄の漆器の歴史は長く、琉球王国時代14~15世紀頃に中国から伝わったとされています。
中国から伝わったものですが、「琉球漆器」として独自に発展し、その中でも「堆錦(ついきん)」は、琉球で産み出された漆器をかざりつける特色ある技法として知られており、他では見られない味わいがあります。
日本国内の漆器を想像すると、寒い地域で作られているイメージがありますが、実は沖縄の気候(気温や湿気)は、漆器を作るのに非常に適していると言われています。
 

 漆器が見学・体験できる施設

角萬漆器

堆錦、螺鈿などの伝統技術を紡ぐ、琉球漆器最古の老舗へ
琉球漆器で楽しむカフェも併設しています。

住所
那覇市首里山川町 1丁目54-1
TEL
098-943-3810

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那覇市伝統工芸館

壷屋焼き・琉球漆器・首里織・紅型・琉球ガラスの展示・実演・販売を行っています

住所
那覇市牧志 3-2-10てんぶす那覇2階

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【05】琉球ガラス

沖縄でガラスの製造が始まったのは明治時代の末期頃とされ、当時は透明な薬ビンや菓子ビンなどが作られていました。
戦後からは使用済みのビンを利用したガラスの製造も行われ、しばらくすると色付きガラスが琉球ガラスとして広まっていきました。
現在では、多くの製品が珪砂(けいさ)や石灰(せっかい)などをまぜた原料で製造されており、色鮮やかなガラスが人気です。

 琉球ガラスが見学・体験できる施設

森のガラス館

お手軽!初心者の方でも簡単 琉球ガラス作り体験

住所
名護市 為又478
TEL
0980-54-2121

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琉球ガラス村

つくる・学ぶ・楽しむ!ガラスのテーマパーク

住所
糸満市 福地169番地
TEL
098-997-4784

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琉球ガラス専門店 NBLAST(エヌブラスト)

琉球ガラスのセレクトショップ 取扱店数 宮古島No.1

住所
宮古島市平良久貝 1080-23
TEL
0980-79-9922

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石垣島のガラス館

琉球ガラスの彫刻体験や琉球ガラスのフォトフレームなどオリジナル作品が作れます

住所
石垣市 美崎町3 第一サンライトビル2F
TEL
0980-87-0966

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廃ガラスに息を吹きかけ美しいガラス製品に 守り続ける琉球ガラス工房を訪ねて

ぽってりと厚みがあり、丸みを帯びた素朴なフォルムに温かみが感じられる沖縄土産の定番、琉球ガラス。
ひとつひとつ手作業で作っているため同じものが2つとないことも魅力です。

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【06】三線

14世紀末頃に三線の原型となる楽器が中国から琉球に伝わり、15世紀頃に三線が生まれたとされ、現在まで三線製作の技術が受け継がれています。
三線は、沖縄の伝統芸能である組踊やエイサー、民謡などで演奏されるだけでなく、近年ではポップスにも用いられ、飾らない美しい音色が多くの人々を引きつけています。

 三線が見学・体験できる施設

与那嶺直樹三線教室

観光客も大歓迎!
地域の子どもたちに伝統や芸能を継承する三線教室

住所
国頭郡今帰仁村字与那嶺299番地
TEL
090-5088-5374

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池武当新垣三線店うるま店

うるま市にある沖縄の伝統楽器・三線の専門店。

住所
うるま市字喜屋武 485-3
TEL
098-979-0521

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沖縄県三線製作事業協同組合(三線組合)

三線&三線小物の販売。三線修理。三線教室(個人)&オンラインレッスン

住所
那覇市安里360-7 和光マンション1階
TEL
098-884-8288

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「おきなわソウル楽器”三線”」

沖縄の伝統工芸品である三線は、伝統芸能や民謡、ポップスなどの伴奏に用いられる絃楽器。日本のみならず、世界中で愛されている三線の普及率は右肩上がりです。三線愛好者が増えることは喜ばしい反面、業界的には取り組むべき課題も多いそう。
沖縄県三線製作事業協同組合にお邪魔して、三線を取り巻く現状をお聞きしました。

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【07】関連イベントのご紹介

琉球美術工芸の何だコレ!?~すごい!何で?どうやったの!?な琉球美の世界~

住所
那覇市おもろまち3-1-1

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毎日楽しめるユニークな展示と週末の直売会「海辺のやちむん市」を開催します。

住所
沖縄県中頭郡読谷村儀間560

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漆器の○△□

住所
沖縄県浦添市仲間1-9-2

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芭蕉布展

住所
沖縄県那覇市おもろまち3丁目1−1

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