天女橋(国指定重要文化財)
てんにょばし
日本、中国などの意匠や技法を巧みに組み合わせたアーチ橋
天女橋は、円鑑池(えんかんち)の北岸から中島へ架かる橋で、高欄付石造アーチ橋で、橋台は石灰岩の切石を布積みし、拱石は長い石を2枚と3枚継ぎとして梁石は長尺ものを用いています。
中国南部地方に多い、駝背橋(らくだの背中に似た橋)の形式の特徴を持つ橋です。欄干は、日本の木造の組み方を取り入れたもので、ニービヌフニと呼ばれる細粒砂岩を用いて作られています。
1467年に、朝鮮王朝第7代国王世祖李瑈(りじゅう)から高麗版大蔵経(こうらいばんだいぞうきょう)が贈られました。1502年、 尚真王(しょうしんおう)はこれを納めるため、円鑑地(えんかんち)を掘らせて中島に堂をつくりました。そこに架けられたのが天女橋です。
施設情報
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最終更新日:2021.11.17
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住所
〒903-0812 沖縄県那覇市首里当蔵町1-2
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ウェブサイト
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アクセス
■那覇空港から車(一般道)で約40分
■沖縄自動車道 : 那覇ICから車(一般道)で約25分
■路線バス : 当蔵バス停から徒歩で約3分
停車バス : 1番首里識名線(那)開南廻り/1番首里識名線(那)牧志廻り/14番泊線(那)首里向け/14番泊線(那)三重城向け/17番石嶺開南線(那)首里向け/17番石嶺開南線(那)三重城向け/46番糸満西原線(那)糸満向け
■沖縄都市モノレール : 首里駅から徒歩で約20分
地図
施設ルートや、周辺観光情報を確認することができます。