首里観音堂 慈眼院
しゅりかんのんどう じげんいん
那覇のまち、港、海、空を一望できるお寺
慈眼院 首里観音堂の創立は、琉球王朝時代に遡ります。佐敷王子(のち尚豊王)が人質として薩摩に連れて行かれた際、父・尚久王は息子が無事帰国できたら首里の地に「観音堂」(観音様をお祀るお堂)を建てることを誓願されました。
その後、無事帰郷したので、1618年、首里の萬歳嶺という丘(高台)に観音堂を建て、その南に、慈眼院を建立。1645年より毎年、琉球王国国王が国の安全を祈願・参拝するようになりました。また、当時、琉球王国は貿易(航海)が国の中心であり、首里の萬歳嶺という丘からは視界が開け、那覇の町・港・海・空を一望でき、渡航の安全・国の安全を祈願するのに最良な地でした。その地に、すべての人を守り、すべての人を救い、願いを叶える千手観音菩薩像をお祀りし、国王はすべての祈願をしていました。今日でも、県内各地より善男善女が家内安全、交通安全、旅行安全、健康祈願で参拝しています。
施設情報
※料金や情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、ご利用前に各施設にご確認下さい。
最終更新日:2024.03.01
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住所
〒903-0825 沖縄県那覇市首里山川町3-1
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電話番号
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ウェブサイト
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SNSなど
地図
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