ビールが好きだから沖縄へ。
新しい旅の予感。
小規模のビール醸造所であるマイクロブルワリーで作られるクラフトビールが全国で注目を集めており、ここ沖縄でも地域に根差したクラフトビールが次々に誕生している。クラフトビールの魅力は、高い技術を持ったビール職人であるブルワーが、品質を第一に考え、自由に手作りしていること。作り手のこだわりが詰まった一杯をお試しあれ!
小規模のビール醸造所であるマイクロブルワリーで作られるクラフトビールが全国で注目を集めており、ここ沖縄でも地域に根差したクラフトビールが次々に誕生している。クラフトビールの魅力は、高い技術を持ったビール職人であるブルワーが、品質を第一に考え、自由に手作りしていること。作り手のこだわりが詰まった一杯をお試しあれ!
イギリス仕込み×沖縄素材の
ユニークなおいしさ
沖縄市の市街地から少し離れた静かな住宅街にある「Cliff Beer」は、外人住宅を改装したおしゃれなブルワリー。緑に囲まれたのどかな場所でビール作りをしているのは、デザイナーでもある店主の宮城クリフさん。
イギリスに住んでいたころ、ビールに興味を持ったと話す宮城さん。特に、イギリスの伝統的な醸造法で作るリアルエールとの出会いが衝撃だったそう。
沖縄市の市街地から少し離れた静かな住宅街にある「Cliff Beer」は、外人住宅を改装したおしゃれなブルワリー。緑に囲まれたのどかな場所でビール作りをしているのは、デザイナーでもある店主の宮城クリフさん。
イギリスに住んでいたころ、ビールに興味を持ったと話す宮城さん。特に、イギリスの伝統的な醸造法で作るリアルエールとの出会いが衝撃だったそう。
リアルエールは、無濾過、非加熱のまま、カスクと呼ばれる樽でワインのように二次発酵させ、生きた酵母が入ったまま熟成。パブでは、ハンドポンプという特殊なサーバーで注ぐ。
そのリアルエールのとりこになった宮城さんは、沖縄に戻った後ビール作りに力を注ぎ、イベントなどで販売。2019年にクラフトビールを製造・販売する「Cliff Beer」をオープンした。
何度も試行錯誤を重ねたこだわりのビールは6種類。
イギリス産の麦芽とホップを主原料としたエール「ベッカーズエクスキュース」、ハーブの香りがするイギリス産ホップとアメリカ産の柑橘系ホップをふんだんに使った飲みごたえのあるエール「ハッピーブルーボー」、バナナのような香りが特徴の小麦を使った白ビール「ハスキーミャーオ」。宮城さん自身が手がけたラベルデザインやネーミングも個性的だ。
沖縄産小麦とスパイスカーブチー※を使ったフルーティーな白ビール「かなさんホワイト」や、2020年に発売したばかりの新商品で発酵の段階からサトウキビを使った純黒糖ブラウンエール「きびといつまでも」など、沖縄ならではの素材を使ったビールもおすすめ。ここでしか味わえないこだわりビールを大いに楽しもう!
※カーブチー:沖縄県産の小型のみかん。特有の香りと爽やかな甘みが特徴。
多彩なクラフトビールを飲み比べ
国内外のクラフトビールやインポートビール20種類以上を揃え、誰でも気軽にクラフトビールが味わえるビアバー&ボトルショップ「BEEAR」。それぞれの個性に溢れた新しいビールとの楽しい出会いが待っている。
ビールに合うフードメニューも用意。見た目が白いタコライスなので「イカライス」と命名した看板メニューは、鶏ひき肉やたっぷりのフレッシュ野菜、チェダーチーズなどをターメリックライスの上にトッピングしたオリジナル料理。
BEEAR(ビーアー)
沖縄県宜野湾市新城1-36-2/080-1542-2138/11:00~15:00、17:00~22:00、土曜・日曜11:00~22:00/月曜、火曜休み/テイクアウトあり/那覇空港から車で約30分
詳細はこちら城下町で味わう本格ドイツビール
琉球王朝時代からの酒どころである首里で、ドイツ人ブルワーのウォルフラム・オーピッツさんが作るクラフトビールは、原材料に麦芽、ホップ、酵母のみを使って醸造する本格ジャーマンスタイル。
クラフトビールは11種類(2020年11月現在)作っており、定番ドイツビールの他、自家焙煎コーヒーや天然酵母パンを使った変わり種にも挑戦。一味違うおいしさにも出会える。
グラウラーボトルでの量り売りもあり。