連続テレビ小説「ちむどんどん」ファン感謝祭に黒島結菜さん、片岡鶴太郎さん登場!
- 掲載日:
- 2022.10.19
NHKで放送中の連続テレビ小説「ちむどんどん」のファン感謝祭が名護市で開催され、ヒロイン・青柳(比嘉)暢子役の黒島結菜さん、鶴見の沖縄県人会会長・平良三郎役の片岡鶴太郎さん、作者の羽原大介さんが出演されました。
ステージでは、ドラマの舞台・沖縄の魅力や撮影時のエピソード、共演者からのメッセージ紹介、それぞれのお気に入りのシーンや最終回までの見どころなど、貴重なエピソードが盛りだくさんで楽しいトークショーになりました。
ロビーには、各出演者の等身大パネルが設置され、お気に入りの方と一緒に写真撮影をするために長蛇の列が出来ていました。
黒島さんは、東京の自宅近くを歩いていたら、前からジョギングする男性がすれ違いざまに「まさかやー!」と叫ばれたという体験談を披露されていて、ドラマを見ていただいていることに対しての感謝の気持ちと同時に、ドラマを通じて「うちなーぐち」が全国に広がっていることが嬉しかったと笑みを浮かべてお話されていました。
平良三郎役の片岡鶴太郎さんは、三線を弾きながら「てぃんさぐぬ花」を披露され、三線が私と沖縄を繋いでくれましたと感慨深げに話されていました。
また、「エンゼルスの大谷選手もこれが大好きらしいですよ・・・」「さんしん(三振)」と鶴ちゃんの一面をのぞかせる場面もありました。
地元からは特別ゲストとして、やんばるチームどんどん協議会の當山会長がオリジナル曲「ちむどんどん」を披露し会場を盛り上げました。
お二人からいただいたコメント
ヒロイン青柳(比嘉)暢子役の黒島結菜さん
今日はたくさんの方に来ていただいて本当に嬉しかったです。
今回のドラマは、料理がテーマの一つになっていますが、暢子を演じながら「美味しいものは人を幸せにする」ということを実感しています。もう一つのテーマとしては、「家族の絆」があります。暢子は家族をはじめいろいろな人たちの助けを借りて成長していきます。そこには人との繋がりがあり、それを生み出す日常の大切さがあるということを感じていただきたいと思います。
ここからの見どころとしては、暢子がオーナーとして店を経営し、失敗をしながらも地元の人たちとの繋がりをどのように見つけ出していくかを楽しみながら見ていただければと思います。
最後に、ドラマを通じて沖縄の魅力を伝えながら、更に沖縄が発展していけるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします。
※放送は9月末で終了しています。
鶴見の沖縄県人会の会長 平良三郎役の片岡鶴太郎さん
沖縄の魅力は、きれいな海、沖縄独特の食文化、人のあたたかさなどありますが、私が一番思うのは都会の生活でいつの間にか忘れてしまった地球(宇宙)のエネルギーが感じられるところだと思います。そのエネルギーに触れて心の豊かさというか人間として忘れてはならないものもをハッと気付かせてくれてくれるのが沖縄だと思います。
ドラマで演じている沖縄二世の平良三郎という役は、沖縄に対してのあこがれや逆に沖縄文化を知らないコンプレックスなど複雑な感情の中で、沖縄県人会の会長として様々な経験をして今に至っているという背景があります。多くを語らないが一言一言に深みがあるという人物像をしっかり演じたいと思っています。
また、家族の絆が深く描かれています。幼少時代の暢子が東京に旅立つシーンなどは泣けましたし、ニーニーが何度も騙されてもみんなでかばいあう姿には忘れかけていた家族の姿を思い返させてくれました。ドラマを見て、沖縄への憧れを強めた方も多くいらっしゃると思います。たくさんの方が沖縄に来ていただき、おいしい沖縄料理を食べて大切な人との絆を深めるような旅をしていただければ私も嬉しいです。
「ちむどんどんの舞台・沖縄」特設サイトを公開中!
「ちむどんどんの舞台・沖縄」特集ページでは、放送を機に沖縄をもっと知りたくなった方や旅したくなった方に向けた情報を発信しています。沖縄らしい食べ物や風景、沖縄特有の文化や風習などを少し掘り下げて知ることができる「ドラマに出てくるアレ」や、ドラマに出てくるうちなーぐちの意味と使い方がイラストでわかる「ちむどんどんで使われるうちなーぐち」など様々な切り口で紹介していますので、是非この機会に合わせてご覧ください!