【3月4日は三線(サンシン)の日】沖縄の伝統楽器「三線」を紹介!
- 掲載日:
- 2022.03.02
沖縄の文化を象徴する島の宝「三線(サンシン)」。
沖縄の音楽には欠かせない弦楽器となり、県外や海外にも人気が広がっています。今回は、3月4日の「三線(34)の日」にちなんで、沖縄の「三線」について紹介します!
三線について
三線は、琉球王国時代から伝わり「三弦(サンスェン)」という中国の楽器が元になっているといわれています。琉球王国の宮延で三線が流行し、宮延楽器として正式に採用されました。同時に、三線製作者の役職を設けたことで、優れた名工の技術が現代まで受け継がれています。
今では沖縄で暮らす人々に深く根づき、古典から現在にも歌い継がれている民謡や祭事、伝統行事でも演奏され、愛されています。
各部の名所
また、沖縄県三線製作事業協同組合の働きかけがあり、2012年、沖縄県の伝統工芸製品に指定され、2018年には国の「伝統的工芸品」に指定されました。
本物の芸能を動画で!三線の演奏をご視聴いただけます!
琉球舞踊、沖縄芝居、沖縄民謡、エイサー、組踊などの公演を動画で配信!
沖縄県では、コロナ禍において国内・海外の移動が困難な状況にある中、WEBを通じて沖縄芸能の魅力を国内外に発信しています。
各動画の解説や歌詞・セリフは字幕(多言語にも対応)表示にも対応していますので、沖縄芸能やしまくとぅばに触れる第一歩としてぜひご視聴下さい!
泡盛モデル三線 展示イベント
2022年2月22日、23日の2日間、イオンモール沖縄ライカムで沖縄県内の39の泡盛ボトルラベルをイメージした「泡盛モデル三線」と、県内の三線演奏家がコラボした「アーティストモデル三線」が発表されました。他にも、「泡盛」を知ってもらうためのパネル展示や、三線の無料体験が実施されました。
「泡盛モデル三線」は、三線業界の課題解決を目的とした「三線パートナーズプロジェクト」の取り組みの一環として、沖縄県三線製作事業協同組合と、沖縄県酒造組合がコラボをして製作されました。
イオンモール沖縄ライカムでの展示は終了しましたが、那覇市安里の「三線組合店舗」で泡盛モデル三線をご覧いただけます。初心者用の三線や伝産商標の三線、小物などもあります。また、三線の試し弾きもできますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?