絶対行くべき!他にはない沖縄古民家の道の駅「喜名番所」
- 掲載日:
- 2023.11.01
琉球王国時代は宿場町として栄え、その後は村役場として稼働していた「道の駅 喜名番所」。その背景を受け、現在は読谷村の歴史や文化、伝統行事やおすすめ観光スポットなどの情報を手に入れられる観光案内所としての役割を担っています。そんな他の道の駅とは一味違う、歴史ロマンあふれる喜名番所の魅力を紹介します。
INDEX
道の駅とは思えない!古民家のような落ち着いた施設でほっこり過ごす
一般的な道の駅というと、農産物の直売所や飲食店などが一つの大きな建物の中に入っていたり、いくつかの棟に分かれた建物になっていることが多いですが、『道の駅 喜名番所』はどっしりとした古民家のような建物がトレードマーク。施設の中はテーブル席と畳間があり、靴を脱いで寛ぐことができるほか、縁側に腰掛けて一休みすることもできて、ゆったりした時間を過ごすことができます。
そもそも道の駅の名称にもある「番所」というのは、昔の時代に見張りのための番人がいた施設のことを指し、”喜名番所”は読谷村の行政の出先機関としての役割を担っていました。この場所を道の駅にすることが決まった時に、かつての番所をできるだけ再現したかたちにしようと、現在のような建物になったんだとか。木造の建物は木の温もりにあふれ、誰かの家に遊びに行ったような居心地の良さを味わえますよ。建物のまわりに、ぐるりとお庭もあるので、せっかく立ち寄ったのなら緑豊かな敷地内歩いてみるのもおすすめです。
レトロ可愛い施設では読谷村について学んじゃおう!
こちらの施設内の壁には読谷村の歴史や文化、伝統行事についての説明が掲示され、壁を見て回りながら、この辺りのことを知ることができます。また、やちむんや琉球ガラスなど、工芸が盛んな読谷村ならではのインテリアが見られるのもこの場所の楽しみの一つです。
そのほか、読谷村周辺の遊びスポットや飲食店情報などのパンフレットが豊富に置いてあります。観光ガイドの方も常駐しているので、観光情報をはじめ、喜名番所の歴史や文化についてお話を聞くことができますよ。
ぜひ道の駅 喜名番所でひと休みしながら、読谷村について学びを深めてみてくださいね。