松田の馬場及び松並木(村指定史跡)
まつだのばばおよびまつなみき
琉球王朝末期から140年以上の時を経て農村の人々の暮らしを今に伝える馬場跡と松並木
松田の馬場及び松並木は、「ウマバ」や「ウマハラシルクマ」と呼ばれ、1878年頃に首里の士族であった汀良(てぃら)タンメーという人物が農村の娯楽施設のひとつとしてつくったといわれるもので、現在の宜野座村松田小学校の敷地内にあります。
馬場の規模は東西が約250m、幅が約25mで、周囲に盛土を築きその上に松を植林して競走馬の見物場が造られていました。
明治末期まで、旧暦4月の「アブシバレー」の日には、人々が松田の馬場に集まり、裸馬にまたがって「ンマハラシー(競馬)」に興じていたそうです。
松並木の下に立つと、村人たちの大声援が聞こえてきそうです。
施設情報
※料金や情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、ご利用前に各施設にご確認下さい。
最終更新日:2021.10.21
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住所
〒904-1301 沖縄県宜野座村松田2261
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ウェブサイト
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アクセス
■那覇空港から車(一般道)で約90分
■沖縄自動車道 : 宜野座ICから車(一般道)で約10分
■路線バス : 松田小校前バス停から徒歩で約10分
停車バス : 77番名護東線(沖)/21番名護東線(琉)
地図
施設ルートや、周辺観光情報を確認することができます。