サバウツガー(市指定史跡)
さばうつがー
水を汲むために130段近くの階段を上り下りした、貴重な水資源
サバウツガーは、1966年に簡易水道が設置されるまでの240年余りの間、井戸のない伊良部島佐良浜(いらぶじま・さらはま)の住民にとって貴重な水資源でした。池間島(いけまじま)から見た地形がサメの口に似ていることから、この名が付いたといわれています。
井戸を発見したのは、「ミャーギ立の金大主」と「フッズゥーの松大主」の2人で、サバウツバンタでの野良仕事の合間に、水の音を聞き、発見したと言われている。潮の干満により、塩辛さがあることから、飲料水としては適していない。
当時、130段近い階段を一日に3、4回も下りて水を汲むのは主に女性の仕事で、昔の労苦が偲ばれます。展望台からは宮古島や池間島、来間島(くりまじま)を眺めることができます。
施設情報
※料金や情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、ご利用前に各施設にご確認下さい。
最終更新日:2021.12.06
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住所
〒906-0501 沖縄県宮古島市伊良部字前里添553-1
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ウェブサイト
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アクセス
■佐良浜港から車(一般道)で約3分