旧円覚寺放生橋(国指定重要文化財)
きゅうえんかくじほうじょうばし
円覚寺境内の放生池に架けられ、沖縄の石材彫刻美術の最高傑作と賞される石橋
旧円覚寺放生橋は、旧円覚寺総門と山門の間に設けられた放生池に架けられた橋です。高欄親柱の刻銘より1498年に築造されたことがわかります。
放生橋は、長方形に切り出された4枚の琉球石灰岩の板石を橋台の上に架け渡しただけのものですが、その両側に設けられた欄干はすべて輝緑岩(きりょくがん)を用い、羽目(はめ)に精巧な彫刻が施されています。
この輝緑岩は、俗に青石(あおいし)と呼ばれますが、沖縄では産出せず中国から持ち込まれたと考えられています。
親柱の柱頭には蓮座の上に子づれの獅子の彫刻があり、沖縄の石材彫刻の最高傑作といわれています。沖縄戦で一部破損し、1957年に復旧しました。
施設情報
※料金や情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、ご利用前に各施設にご確認下さい。
最終更新日:2021.11.17
-
住所
〒903-0812 沖縄県那覇市首里当蔵町2-1
-
ウェブサイト
-
アクセス
■沖縄自動車道 : 那覇ICから車(一般道)で約25分
■路線バス : 当蔵バス停から徒歩で約3分
停車バス : 1番首里識名線(那)開南廻り/1番首里識名線(那)牧志廻り/14番泊線(那)首里向け/14番泊線(那)三重城向け/17番石嶺開南線(那)首里向け/17番石嶺開南線(那)三重城向け/46番糸満西原線(那)糸満向け
■沖縄都市モノレール : 首里駅から徒歩で約20分
地図
施設ルートや、周辺観光情報を確認することができます。