摩文仁家の墓(県指定有形文化財)
まぶにけのはか
入口は観音開きで、墓室内には6本の石柱が立ち、住居のような珍しい造りの墓
摩文仁家は、第二尚氏 尚質王(しょうしつおう)の第二子尚弘毅(しょうこうき:1647~1686)、大里朝亮(おおざとちょうりょう)を大祖とする家系で、その墓は南風原町の大名にあります。
大里朝亮は、尚貞王(しょうていおう)の時代に摂政を務め、その功績が認められ墓を拝領したとされています。
墓は山の中腹の砂岩層を掘って造られています。壁は琉球石灰岩の切石で積み、ニービヌフニ(微粒砂岩)の屋根は平葺き型の天井板の上に土を盛って亀甲型を造り、漆喰で仕上げてあります。
墓室内に柱や梁を架けて平天井にした、住居風な造りに特徴があるとされています。
施設情報
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最終更新日:2021.11.12
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住所
〒901-1101 沖縄県南風原町大名宮城原
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ウェブサイト
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アクセス
■那覇空港から車(一般道)で約25分
■沖縄自動車道 : 南風原北ICから車(一般道)で約15分
地図
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