伊祖の高御墓(県指定有形文化財)
いそのたかうふぁか
自然の洞穴を利用し、全面を琉球石灰岩の石垣で塞いだ古墓
伊祖の高御墓は浦添市の丘陵の中腹北側斜面にあって、自然の洞穴を利用し全面を琉球石灰岩の石垣で塞いだ古墓です。
地上から20m程の高所に位置することから高御墓(たかうふぁか)と呼ばれています。
地元では英祖王(えいそおう・1229~1299)の父、恵祖世主(えそよのぬし)の遺骨が納められていると伝えられていて、墓内には、石厨子1基と甕棺2基が安置されています。
墓の形式は、崖の洞穴を利用した岩陰葬墓(いわかげそうばか)で、前面は琉球石灰岩を相型積み(亀甲乱れ積みともいう)で積み重ねて塞いでいます。墓口が広く古い形式に属する墓です。
施設情報
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最終更新日:2023.12.01
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住所
〒901-2132 沖縄県沖縄県浦添市伊祖5丁目1
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ウェブサイト
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アクセス
■沖縄自動車道 : 西原ICから車(一般道)で約10分
地図
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