津嘉山酒造所(国指定重要文化財)

つかやましゅぞうしょ

県内最大規模の赤瓦葺き屋根を有する戦前から今も息づく泡盛工場

津嘉山酒造所は、昭和2年から4年(1927~1929)にかけて建設された名護市に所在する現役の泡盛醸造所です。
現存する県内最大級の赤瓦葺き屋根を有する木造建築として、国の重要文化財に指定されています。

1928年(昭和3年)に木造瓦屋根の建物が完成し、現在でも酒造所兼住宅として戦前の姿をとどめています。

主屋は、泡盛醸造のための施設と居住部分を一体とした形式で、麹屋とともに昭和初期の酒造施設の形態を良くとどめています。
居住部は、沖縄地方の伝統的な住宅平面を受け継ぎながら、近代的な展開も示しており、沖縄の近代住宅を理解する上で重貴重な木造建築です。

施設情報

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最終更新日:2021.10.21

基本情報

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