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立ち入り禁止エリアに注意
祈りの場所にはむやみに立ち入らないで
沖縄では地域内のあちこちに、地元の人々が祈りを捧げてきた「御嶽(うたき)」「拝所(うがんじゅ)」と呼ばれる聖地があります。これらの場所は、その土地に暮らす人々が大切に守ってきた心のよりどころであり、気軽に立ち入ってよい場所ではありません。中には久高島のフボー御嶽のように、「何人たりとも立ち入り禁止」と定められている場所もあります。散策の際はそういった聖地の意味を理解し、むやみに入り込まないよう気をつけましょう。聖地で祈りを捧げている人を、勝手に撮影するような行為も厳禁です。
住宅街の近くにある観光地では配慮を
散策は騒がず静かに、違法駐車は絶対禁止
沖縄の観光地や観光スポットの中には、住宅街に隣接しているところもたくさんあり、そういった場所では観光客の増加による渋滞発生やゴミ投棄、自然環境の破壊などが問題となっています。住宅街の近くにある観光地を訪れるときは、地域住民の迷惑にならないよう、大声で騒がない、ゴミを捨てない、違法駐車はしない、遅い時間帯にうろつかないなど、地元の人に配慮した行動を心がけてください。
むやみにモノを持ち帰らない
不発弾やサンゴをお土産にしないで
沖縄旅行の思い出に、サンゴのかけらを持ち帰りたい!と思う方もいるかもしれませんが、これは法律違反となることもあります。海の中で生きているサンゴはもちろんのこと、砂浜に落ちている死骸のサンゴも、持ち帰ることはやめましょう。また、沖縄では先の沖縄戦の際、大規模な地上戦があり、現在も地中に不発弾が埋まっている可能性があります。不発弾は、何らかの衝撃で発火装置が起動すればいつでも爆発する可能性があり、大変危険です。旅行中に見つけた場合は、絶対に触らず動かさず、すぐ警察に連絡してください。
持ち出し禁止植物一覧
生の紅イモを県外に持ち出さないで
沖縄など南西諸島には、アリモドキゾウムシなど県外にはいない病害虫がおり、まん延防止のため、法律により一部の植物の県外持ち出しが規制されています。沖縄から持ち出せない植物には、主に以下のようなものがあります。
スーパーなどでは生の紅イモやカンダバーも販売されていますが、お土産にはできないので、うっかり購入しないようにしましょう。なお、これらの植物の加工品や果実、種子は自由に持ち出せます。
小規模離島に行くなら現金を用意
キャッシュレスに対応していないことも
近年は沖縄でもキャッシュレス化が進み、観光スポットや土産物店、飲食店などでも、クレジットカードや電子マネーが使えるところが増えています。ただ、沖縄本島以外の離島(特に小さな離島)では、キャッシュレスに対応している店舗や施設はまだまだ少ないのが現実。普段はキャッシュレス払いが多いという方も、小さな離島に行くときは念のため、現金や小銭を多めに持参することをおすすめします。