このモデルコースのポイント
那覇空港から車orタクシーで約20分
識名園
中国、日本、琉球のスタイルを取り入れた廻遊式庭園
首里城の南約2kmの台地上にある琉球王家の別邸で、南苑ともいわれます。1799年ごろの創建で、中国皇帝の使者である冊封使(さっぽうし)の歓待にも使われました。庭園は「心」の字をくずした形の池を中心につくられ、池の周りの散策を楽しめるようになっています。池には大小二つの中島があり、中国風東屋の六角堂や大小のアーチ門が配置されています。北側には池の水源でもある育徳泉(いくとくせん)、南西側には勧耕台(かんこうだい)と呼ばれる展望台があります。
2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。
- 住所
- 那覇市真地421-7
- TEL
- 098-917-3501(那覇市市民文化部 文化財課 TEL 098-917-3501 FAX 098-917-3523)
車orタクシーで約10分
首里城公園(開園エリア拡大)
首里城跡など世界遺産に指定された歴史的文化財
2019年12月14日現在で、正殿を除くほとんどの部分が見学可能となっています。
※開園の区間やイベント、ガイドツアーなど最新・詳細情報につきましては、公式ページよりご確認・お問合せ下さい。
http://oki-park.jp/shurijo/
首里城(しゅりじょう)公園は、首里城正殿を中心とした有料区域と無料区域の城内、守礼門(しゅれいもん)や園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)、円覚寺(えんかくじ)跡、弁財天堂(べざいてんどう)といった周辺文化財からなる公園です。一般駐車場のある首里杜館(すいむいかん)はレストセンターとなっており、公園内の案内やレストラン、売店があり観光の休憩所として多くの来館者に利用されています。
創建年代は不明ですが、第一尚氏による三山統一後に王城として確立されたとの記録があります。第二尚氏の尚真(しょうしん)王らによって拡張、整備されました。城外には守礼門など2門あり、琉球石灰岩の切石を積み上げた城壁には歓会門や瑞泉門、白銀門などの城門が設けられました。内郭には百浦添御殿(ももうらそえうどぅん)とよばれる正殿と、その前面左右に南殿、北殿が相対して建てられています。沖縄戦で焼失しましたが、一部が復元整備され、1992年「首里城公園」として開園しました。
2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。
- 住所
- 那覇市首里金城町1-2
- TEL
- 098-886-2020
徒歩移動
園比屋武御嶽石門
国王が往路帰路の安泰を祈願した、石造の平唐破風門
園比屋武御嶽は琉球王国時代の国王の拝所で、守礼門の後方左側の道端にある石門とハンタン山一帯をいいます。国王は城外に出かける時、往路帰路の安泰をこの石門で祈願しました。また、王府の行事で東方の拝所を巡礼する「東御廻り(アガリウマーイ)」や、聞得大君(きこえおおぎみ)の就任の儀礼である「お新下り(おあらおり)」の時、最初に訪れる拝所でもありました。扉を除すべて石造の平唐破風門ですが、両妻飾りに懸魚(げぎょ)の彫刻を取り付けるなど木造建築の表現を取り入れています。
2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。
- 住所
- 那覇市首里真和志町1-7
- TEL
- 098-917-3501
車orタクシーで約5分以内 または 徒歩で約15分
玉陵
石彫り獅子に守られた、第二尚氏王統歴代の陵墓
車orタクシーで約10分 または 徒歩で約15分
金城町の石畳道
琉球王国時代の歴史を感じる石畳の道。
車orタクシーで約10分
龍潭
冊封使歓待の宴が華やかに催された首里城外苑の池
車orタクシーで約30分
中城城跡(なかぐすくじょうあと)
丘を取り囲むように城壁を巡らした、沖縄の築城史の完成期を飾る城
中城湾に面した高台にある、6つの郭から成る連郭式の山城です。1440年護佐丸(ごさまる)が座喜味城主(ざきみじょうしゅ)から中城城(なかぐすくじょう)に移り住み、周辺の城壁を増築したといわれています。城壁がよく残されていて、一部に野面積みもありますが、城壁の大部分が琉球石灰岩の切石積みで作られています。布積みを主体とする郭と、あいかた積みを主体とする郭があり、築城年代が異なるのではないかという見方もあります。1458年、護佐丸は勝連城主(かつれんじょうしゅ)の阿麻和利(あまわり)に滅ぼされました。
2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。
- 住所
- 北中城村大城503
- TEL
- 098-935-5719
車orタクシーで約5分 または 徒歩で約10分
中村家住宅
最良の木材で作られた、中城間切の豪農の屋敷。
中村家は中城間切(なかぐすくまぎり)の地頭代(じとうだい)を勤めた家柄と言われています。18世紀中頃の建築と考えられ、当時は竹茅葺きでした。建物は全て寄棟造の本瓦葺きで、木材にはチャーギ(いぬまき)やイーク(もっこく)等が使われています。
屋敷は傾斜地を切り開いて造成したもので、東西と北面には土留めの石積みを、南側には石垣を築いて門を設け、正面に切石積みのヒンプン(屏風状の塀)が配されています。屋敷内には母屋の他に、アシャギ(離れ座敷)やメーヌヤー(家畜小屋兼納屋)、高倉、フール(豚小屋)、カー(井戸)が配され、周囲はフクギで囲まれています。
- 住所
- 北中城村大城106
- TEL
- 098-935-3500
「EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」まで北中城村周遊バス「グスクめぐりん」運行中
コースマップ
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