南部の旅では、自然が多く残る南城市を巡る。
真っ青な海を見渡すニライ・カナイ橋を下ったら、すぐに斎場御嶽(せーふぁうたき)へ到着。
琉球最高の聖地で清らかな気持ちになる。そこから車で15分ほど移動し、山の茶屋 楽水にて食事。
奥武島(おうじま)へ向かう道を通り過ぎて、海沿いから離れ右に折れていくとおきなわワールド文化王国・玉泉洞、
その向かい側には鍾乳洞が崩壊してできた森、ガンガラーの谷が大きな口を開けている。
南部の旅では、自然が多く残る南城市を巡る。
真っ青な海を見渡すニライ・カナイ橋を下ったら、すぐに斎場御嶽(せーふぁうたき)へ到着。
琉球最高の聖地で清らかな気持ちになる。そこから車で15分ほど移動し、山の茶屋 楽水にて食事。
奥武島(おうじま)へ向かう道を通り過ぎて、海沿いから離れ右に折れていくとおきなわワールド文化王国・玉泉洞、
その向かい側には鍾乳洞が崩壊してできた森、ガンガラーの谷が大きな口を開けている。
太平洋を一望するパノラマビューの橋。
海の向こうには神の島と呼ばれる久高島も見える。
橋の途中は駐停車禁止なので、じっくり眺めたい場合は坂の上にある展望スポットから見よう。形状は一本の橋だが、坂の上から見て手前がニライ橋、海側がカナイ橋と別の名前がついている。ニライカナイとは、海の彼方にあるとされる聖地のこと。
異界に思いを馳せながら、絶景を楽しみたい。
琉球開闢(かいびゃく)の始祖、アマミキヨによって造られたとされる7つの御嶽のひとつ。琉球の最高神女であった聞得大君(きこえおおきみ)の就任の儀式がここで執り行われたとされる。現在も厚い信仰を集めている沖縄第一の霊場であり、2000年には世界遺産に登録された。2枚の巨岩で造られた三庫理(さんぐーい)と呼ばれる拝所を抜けると、そこから久高島を望むことができる。
南城市の絶景カフェとして知られるカフェやぶさち。ガラス張りの店内からは、青い海が一望できる。
ランチメニューは肉と魚が選べる日替わりプレートをはじめ、パスタやオムライスといった洋食が中心。サイドメニューに付くサラダ、スープ、ドリンクはブッフェ形式で楽しめる。沖縄県産の旬のフルーツを使った自家製スイーツも豊富に揃うのでティータイムを過ごすのにもぴったり。カフェ周辺の森や御嶽をガイドと歩く「パワースポット巡り(カフェの食事付で約2時間)」も開催中(要予約)。
全長5kmの鍾乳洞、玉泉洞を中心に、沖縄の文化や歴史、自然が楽しめるテーマパーク。
築100年以上の古民家を移築して琉球王朝時代の美しい町並みを復元させた城下町エリアでは、紅型や紙すきなど伝統工芸の体験ができる。沖縄の伝統芸能エイサーに獅子舞やカチャーシーを融合させたスーパーエイサー(1日4回開催)は必見。
数十万年前の鍾乳洞が崩壊してできた谷間に川や森が広がるガンガラーの谷。“ガンガラー”とは、昔の人が谷底に投げた石が響く音のこと。この地からは化石や石器が多数発見されており、近くには日本人のルーツに関わる港川人の人骨化石が見つかった遺跡もある。奇岩や巨大な鍾乳石、高さ約20mを誇る大主ガジュマルも見ものだ。
砂浜が2kmにわたり続く、自然の地形を生かした天然のビーチが新原ビーチだ。
透明度も高く、遠浅なので子どもでも遊びやすいが、遊泳時はきちんとした自己管理を行おう。
マリンセンターがあるので、シャワーや更衣室も完備。人気は海底を覗くことのできるグラスボート。
天然の水族館には、カクレクマノミ、チョウチョウウオ、ルリスズメダイ、モンガラカワハギなどが姿を現すことも。
ふらっとお散歩気分で立ち寄れる、自然体のビーチだ。
車で渡れる橋によって本島とつながった周囲約1.6kmの小さな離島、奥武島(おうじま)。橋を渡ってすぐの道沿いには、商店やパーラー・食堂、鮮魚店などが並ぶ。観光客も多く訪れる人気の店が、天ぷら店。天ぷらといっても沖縄天ぷらは気軽に食べられるスナック感覚の食べ物。
魚、イカ、モズク、イモなどを具材にした天ぷらを片手に海を眺めるのが、この島の楽しみ方だ。島の住民の多くは海人(漁師)で、旧暦の5月4日に開催される奥武島ハーリーは、大いに白熱し盛り上がる。ハーリーとは、漁や航海の無事を祈願するための祭りで、爬竜船(はりゅうせん)と呼ばれる船を使った競漕のこと。
この日は一年で最も島が盛り上がる日だ。