沖縄の玄関口・那覇空港があり、旅行客が必ず通る場所である那覇エリア。
初めて沖縄に訪れる人にとっては、移動距離の少ない那覇エリアを中心にした旅のプランは安心感も高いはず。
そこで、自動車がなくても、徒歩や公共交通機関で回ることのできる那覇ならではの旅プランを提案。
もちろん旅慣れたリピーターにとっても、沖縄に着いた日でも、沖縄から帰る日でも、使い勝手のよいコース。
那覇空港から最初に向かうのは、ゆいレールで行くことのできる世界遺産・首里城。
じっくり時間をかけて見学した後は、同じ首里の町にある築150年の赤瓦の古民家を改装したお店で名物の沖縄そばを。
そこから再びゆいレールに乗り、おもろまち駅から直結の免税店へ。
さらに牧志駅へ移動したら、国際通りでお土産探し。
風情ある壺屋の町で一服したあとは、名物のステーキを食べて今日の旅は終了!
※2019年10月31日に発生した首里城の火災のため、全施設臨時休園中でしたが、11月5日より一部施設を開園しております。 一部開園したエリアやイベントの開催有無など最新情報につきましては、公式ページをご確認下さい。(写真の首里城正殿区域は見学できません。) http://oki-park.jp/shurijo/
首里の高台にある築150年の赤瓦の古民家を改装した沖縄そばの店。
手打ちの麺は純麺と胚芽を練り込んだ麺の2種類からお好みを選ぶことができ、豚とカツオで出汁をとったスープは、旨みと風味がしっかりときいたコク深い味わい。たらふく食べたい人はそばやジューシー、小鉢がセットになった「御殿山定食」がおすすめ。庭からは首里の街並みが見渡せる。
ゆいレールおもろまち駅から直結というアクセス至便なTギャラリア 沖縄。国内唯一の路面型免税店で、憧れのブランドが国内価格よりもお得に購入できる。
取り扱いブランドは130種類以上。トップブランドの最新コレクションや限定アイテムのほか、コスメやフレグランス、工芸品や沖縄のお土産が揃うコーナーもある。
「奇跡の1マイル」と呼ばれる国際通りは、戦後から大きく復興を遂げた約1.6kmにわたる沖縄観光の重要スポット。
土産物店、レストラン、居酒屋などさまざまな店が並び、連日にぎわいを見せる。
毎週日曜日の午後は、歩行者天国に変身。不定期でイベントやエイサーなどのパフォーマンスが行われるなど、お祭りのような雰囲気が味わえる。
壺屋やちむん通りの奥手にたたずむ古民家を利用したカフェ。
1952年にラジオ局として建てられた建物を使った店内は、懐かしくも新しい雰囲気。ここでいただけるのは、手作りの琉球菓子と
伝統のぶくぶく茶。炒ったお米を材料に、ふわふわの泡が乗ったお茶は、楽しく飲めて奥深い味わい。クレープのような薄い皮に
アンダンスー(油味噌)を巻いた「ポーポー」など、沖縄の昔ながらのおやつと一緒にめしあがれ。
アメリカ文化の影響を大きく受けた沖縄のグルメで忘れてはいけないのがステーキ。専門店はたくさんあるけれど、迷ってしまったらまずはステーキハウス88へ。
創業1978年の老舗の味は当時から変わらぬ美味しさで、今でも多くのファンに愛され続けている。メニューは定番のテンダーロインをはじめ、赤肉やミスジなどステーキだけでも約20種類。ボリュームも満点で、リーズナブルな価格で楽しめるのもうれしい。
琉球王国尚真王の時代、首里城から南部への主要道路として建造されたのが真珠道。1522年から建造が始まり、金城町、識名を経て那覇港南岸まで続いていた。
沖縄戦の際にその多くが破壊され、現在戦火を逃れ残っている約250mの道が、首里金城町の石畳道だ。沖縄県指定史跡で、日本の道100選にも選ばれている。
石畳は琉球石灰岩で構成されており、沿道には長い歴史を刻んできた石垣も多く残る。石畳道は坂になっており、途中には休憩もできる古民家の東屋があるので、
坂道に疲れたら、ちょっと腰かけて一休み。そこから見える景色は、この道が活気にあふれていた往時を感じさせてくれるかもしれない。