大城按司の墓(県指定有形文化財)
うふぐすくあじのはか
沖縄の一般的な墓とは異なるドーム型の墓
大城按司の墓は、14世紀中期から末期ころ大城グスクの城主であった大城按司(あじ:領主的豪族)のもので、当初大城按司の亡骸は稲福村の西に埋葬され、小石を円く積み上げて塚にしたそうで、その塚が現在の墓の原形と言われています。
その後、地崩れのため幾度か改築され、1892年には現在地に移築されました。
この墓は、琉球石灰岩の岩山をくり抜いて墓室を作り、前面は切り石積みとし、上部は以前の塚を思わせるドーム型をしていることから、俗にボウントゥ御墓とも呼ばれています。
亀甲墓や破風墓、巨石墓などの沖縄の墓の形式のいずれにも属さない、独特な形式をしています。
施設情報
※料金や情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、ご利用前に各施設にご確認下さい。
最終更新日:2021.11.12
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住所
〒901-1203 沖縄県南城市大里字大城
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電話番号
098-917-5374(098-948-4660(一般社団法人 南城市観光協会))
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ウェブサイト
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アクセス
■那覇空港から車(一般道)で約60分
■沖縄自動車道 : 南風原南ICから車(一般道)で約40分
■路線バス : 那覇バスターミナルより南城市役所へバスで約45分、南城市役所より徒歩で約10分
地図
施設ルートや、周辺観光情報を確認することができます。