沖縄の旧暦と年中行事
どうして沖縄の行事は今でも旧暦にあわせているの?
旧暦とはいわゆる太陰太陽暦のことで、月の満ち欠けにあわせて作られた暦です。
現在の暮らしでは地球が太陽の周りを回る周期を元にした「太陽暦」が使われていますが、明治6年に改められるまでは太陰太陽暦が使われていました。
さらに、季節を知る目安として、約半月ごとの季節の移ろいをあらわす中国伝来の「二十四節気」を取り入れていて、農耕社会だった沖縄は、それにあわせて神事や祭祀が体系化され、年中行事となって定着してきたのです。
いまでもお正月やお盆は旧暦にあわせて(旧正月、旧盆)親族が集まる家庭も少なくないようです。人々の暮らしにしっかりと根付いていたからこそ、太陽暦に変わって長い時間が立った今でも、沖縄の人々は「旧暦」という暦を大切にしているんですね。
1度は見たい伝統行事3選!
見て楽しめるエキサイティングな伝統行事を鑑賞しよう!
沖縄の伝統行事の中でも特に人気なのが「ハーリー」と「エイサー」、そして「大綱挽」です。
観光としても楽しめるよう大規模なイベントになっているものもあるので、気軽に触れ合えるのも魅力。沖縄の文化を体で感じたいなら、ぜひ参加して欲しい3つの行事をご紹介します!
歴史好き必見の琉球王朝を模したイベント
琉球王朝にタイムスリップ? 沖縄の歴史を疑似体験
艶やかな龍装を身にまとった人々が織りなす行列を眺めれば、まさに琉球王朝にタイムスリップしたかのよう。
いまの沖縄を形づくってきた「琉球」の文化に触れるのにもってこいの、お勧めのイベントをご紹介します。
地域ごとの個性あふれる伝統行事
各地の伝統行事に参加して、暮らすような旅をしよう
豊年祭をはじめとした五穀豊穣、無病息災を願う地域の行事は、それぞれ少しずつ内容が異なります。地域ごとにその地域性が現れていて、どれも個性的。
各地を巡り、その違いを見つけてみるのも面白いかもしれませんよ。