【#美ら島おきなわ文化祭2022】沖縄空手世界大会2022が開催されました!
- 掲載日:
- 2022.08.22
はいたい♪美ら島おきなわ文化祭2022特別広報大使のマハエです!
2022年8月1日~8月9日の期間で、「第2回沖縄空手世界大会」と「第1回沖縄空手少年少女世界大会」が開催されました!同大会は予選と本大会を合わせて、日本を含む世界の約27カ国から約1360人が参加し、沖縄空手の流派ごとの「型」を競います。
オープニングセモニーでは、沖縄の伝統芸能であるエイサーや琉球舞踊が披露され、開会式では選手宣誓がありました。交流演武会の様子も見学しましたので、その様子をレポートしたいと思います♪
開会式の幕開けとしてオープニング映像につづき、一頭の獅子と龍の旗の演武、そして沖縄独特の太鼓の演武エイサーが披露されました。
そして琉球古典芸能の団体は、21名の踊り手による歓迎舞踊「二十一の花」を披露され、色鮮やかな「手(てぃー)」の文字により皆さんを歓迎していましたよ♪
空手はどのように生まれたのか
空手はもともと門外不出、親から子への一子相伝、師から弟子への口伝が主だったため、詳しい資料が残っておらず、どのように発生し体系化していったのか不明な部分も多いのですが、琉球に古来よりあったとされる武術「手(ティー)」と14世紀ごろ国交のあった中国より琉入した中国拳法が結びついて生まれたと考えられています。
中国拳法と融合した「手(ティー)」は「唐手(トーディー)」と呼ばれ、琉球独特の文化的風土の中で発展していったのです。
次に大会関係者や審判の紹介のあとに参加国の紹介ありました。
今年は参加国のプラカードのみ入場し、選手は席で手を振り会場の皆さんに挨拶されていました!^^
そして、最後に選手宣誓です!
参加選手を代表し、4名の選手に本大会に臨む思い、決意の宣誓がありました。
「我々、選手一同は明日から始まる競技において、出場するすべての選手が日頃の鍛錬の成果を十二分に披露し、また沖縄空手の精神で相手を敬うことを忘れず正々堂々と参加することを誓います。」
各世代の代表の選手宣誓により、閉会式は終了です!皆さんチバリヨー!
そして、閉会式終了後には各流派による「交流演武会」が行われました。
皆さんの真剣な演舞に会場から大きな拍手が起こっていましたよ^^
国内外年齢問わず一斉に演武する姿は迫力があり、本当に格好良かったです!
2020年の東京オリンピックから正式種目となった空手。その発祥の地である沖縄には、空手の源流をたどって、全世界から毎年たくさんの空手愛好家が訪れます。
空手を体験できる施設も充実していますので、沖縄ならではの思想や文化が息づく沖縄伝統空手の世界を覗いてみませんか。
空手が体験できる施設
沖縄空手会館は、沖縄空手を独自の文化遺産として保存・継承・発展させ、「空手発祥の地・沖縄」を国内外に発信し、伝統空手の真髄を学ぶ拠点となる施設です。国内外の空手関係者とともに、空手の経験のない方や観光客の皆さんにも楽しめる施設となっています。