島の力、再び。宮城島にエイサーイベントを見に行きました
- 掲載日:
- 2016.09.06
はいたい♪マハエです。
8/20、うるま市宮城島で「たかはなり・島あしび ~りかりか真夏の宮城島~」というイベントが開催されると聞いて
マハエも友達のチムと一緒に見に行ってきました!
宮城島は、沖縄本島のうるま市にある、本島と橋でつながった島です。
今回このイベントのために4つの自治会が力を一つにし実行委員会を立上げ、途絶えかけた集落のエイサーも復活するそうです!
15:00から、宮城島集落内の4ヶ所でそれぞれ道じゅねーが行われます。
道ジュネーとは、先祖を供養するため旧盆に集落の通りを練り歩く行事です。
道ジュネーを行うのは、この日のために関東から来られたエイサー団体、
「美ら星エイサー(ちゅらぶしエイサー)」「上石神井琉球エイサー会」の方々。
まずは桃原区で行われる「美ら星エイサー」の道ジュネー。
もうすぐ始まる時間なのでスタンバイしています。
マハエも一緒に参加するような気持ちでちむどんどん(沖縄方言で「胸がドキドキする」という意味)。
演舞が始まりました!
桃原漁港方面へ向けてエイサー演舞を行いながら練り歩いていきます。
一列に並んだエイサーの隊列。
パーランクー(小鼓)の音が集落に響きます。
音に合わせてマハエも思わず踊ってしまいます♪
顔を白く塗って奇抜な化粧をしているのは「チョンダラー」。
その滑稽な容姿と踊りで楽しませてくれますが、踊り手を鼓舞し、隊列を整え、場を盛り上げるなど大役を果たしているんですよ^^
間近で見られるエイサーは迫力があります!
沿道で地元の方も見に来ています。
マハエも見ながら一緒についていきます。
桃原漁港付近にたどり着きました。
暑さが続く中、皆さん力いっぱいの演舞。
エイサー団体の先頭に立つ旗頭(はたがしら)と地方(じかた)
旗頭は団体名が書かれた大きな旗を持ち舞い踊り、地方は三線を弾きながら踊り手のテンポをリードしていきます。
エイサー演舞が終了しました。
マハエとチムは記念に「美ら星エイサー」の方と一緒に写真を撮っていただきました。
ありがとうございます!
他の場所でもエイサーが行われる予定なので移動します。
次は「上石神井琉球エイサー会」による演舞です。
こちらのエイサーでは、しなやかな踊りをみせる手踊り(てぃーうどぅい)がいます。
「チョンダラー」もエイサー団体によって服装が違ったり、それぞれ特徴があるんですよ。
パーランクーに加えて、大太鼓の力強い音。
チムも真似して踊っていましたよ♪
17:00~はステージイベントがあるので、
マハエも会場の旧宮城中学校グラウンドへ移動します。
会場ではステージが開始される前から、屋台や出店がオープンしていました。
マハエはかき氷を注文しましたー!
アセロラかき氷です。ステージが始まる前に食べてしまいました♪冷たくておいしかったです。
ほどなくしてステージでのイベントが始まりました。
琉球古典音楽、舞踊などが次々と披露されます。
だんだん観客も増えてきました。
マハエとチムも楽しんでいます♪
宮城ウシデーク保存会による「ウシデーク」。
ウシデークは豊年祈願の踊りで、女性だけで踊る伝統舞踊です。
演舞披露後、歌い手の方がインタビューに答え、
「気持ちは18歳!」とおっしゃっていました。
マハエもまだまだ!見習って頑張らなきゃ♪
チョンダラー3名が滑稽踊りを披露して、場を盛り上げる場面も。
チムが一番盛り上がっていましたよ♪
いろいろな伝統芸能を一度に鑑賞できるステージでした!
19:00~はエイサーが披露されます。
日もだいぶ傾き、少し涼しくなってきました。
お客さんもさらに増えてきて雰囲気を楽しんでいる様子です。
地元のエイサー団体はもちろん、道ジュネーを披露した関東のエイサー団体も出演して、
それぞれのエイサーの特色を満喫できる時間でした!
このイベントは、この島に「在るもの」の魅力を島の人自身が力に変え、
その力を次の世代に「つなぐ」仕組み作りを目指して開催されたそうです。
伝統や人とのつながりを大切に、沖縄の素晴らしいものを残していきたいとマハエも思いました!
沖縄に訪れた際には、是非エイサーも観賞して、伝統文化に触れてみてくださいね!
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