ウミガメ放流会in海洋博記念公園
- 掲載日:
- 2012.07.08
ハイタイ、マハエです!
沖縄県北部にある海洋博記念公園。同公園内のウミガメ館にて昨年ふ可した1歳の仔ガメを放流する「ウミガメ放流会」が、エメラルドビーチにて開催されました。マハエも今回、ウミガメを通して沖縄の海や自然について勉強しようとレポートに行ってきました!
会場のエメラルドビーチには、一般の参加者や地元の小学生、沖縄県内の留学生など
100名以上の参加者がおり、今日海へ放流されるカゴの中の仔ガメに夢中になっていました。
仔ガメの放流と聞いていたので、小さな小さな仔ガメなのかなと想像していたのですが、
実際の仔ガメを見ると、直径20cm以上はあるようなしっかりとした仔ガメでした。
話によると、約1年間は海洋博公園にて大事に飼育された仔ガメ達との事。
大海原を旅するカメ達の体力をつける大切な1年間なのでしょうね!
子供達が一匹ずつやさしく砂浜に送りだすと、波におされながらも仔ガメ達は一生懸命海へと向かっていきました。
海洋博公園では1983年よりウミガメの標識放流を開始しているそうです。1987年には沖縄から
放流したウミガメがなんとアメリカのロサンゼルス州サンディエゴ沖で、二年の月日を経て発見されたそうです。
距離にして約1万キロ!
ウミガメさんは壮大な海の旅をやっているんだ~と感動。
さらに驚くことに、ウミガメは産卵の時期にまたこの沖縄に戻ってくるんだそう。
産卵は1回ではなく、1度産卵した後また海にもどり卵がおなかの中にできると陸に上がって
産卵をする。。というのを数回繰り返すのだそうです。
初めて聞くウミガメの生態に、色々感心したマハエでした。
放流をした後は、
ウミガメ体験学習が子供達向けに開催されました。
そこでは、まず子供たちが「ウミガメのお母さんの気持ちになる」というユニークな疑似体験プログラムが行われました。
ウミガメは産卵時に、砂浜に60cmもの穴を掘るのだそうです。
それを子供達が体験!
60cmは以外に深く、子供達は横になって必死に穴を掘っていました。
その他にもウミガメを取り巻く環境や生態についてのレクチャーもあり、子供達にとってはウミガメを知り、
環境を守る大切さを分かりやすく理解できる楽しいプログラムになったのではないかな~と感心。
マハエも沖縄の自然の大切さを学んだ貴重な一日となりました。