【沖縄市コース】After1945~街は歴史博物館

沖縄本島の中部に位置し、基地に隣接する沖縄市はかつて「コザ市」と呼ばれて地元では「コザ」という愛称で親しまれています。
約40カ国の人たちが住むこのまちは外国と沖縄の文化がチャンプルー(混ぜこぜ※)され、異国の雰囲気満点です。

※地域や年代によっては「混ぜこぜ」の意味で使用されていますが、おきなわ言葉本来の意味では「豆腐・野菜などを炒めた料理」を指します。

異国情緒を感じながらまち歩きを楽しもう

まずは沖縄市のなかでもっとも異文化を感じられる「ゲート通り」を散策。
外国人向けの衣料品店や飲食店、ライブハウスなど横文字表記の店が軒を連ね、沖縄にいながら外国にいるような気分が味わえます。

夜になるとたくさんの外国人で賑わいますが、昼はのんびりとした雰囲気なのでゆっくりとまち歩きが楽しめるのもポイント。
テレビや雑誌のロケ地として使われることも多いこの通りは、どこを撮っても絵になりそう。絶好のシャッターチャンスが見つけられるはずです。

外国人御用達〜マニア向けの店まで

ツアーでは歩くだけでなく、ガイドがおすすめする店にも案内してもらえます。
カジュアルからフォーマル、スポーツウェアなどさまざまなジャンルの衣料品店が多く並ぶゲート通りは、コザのファッションストリートともいわれる場所。中には武道用品、ミリタリーグッズなどを専門に扱うマニア向けの店もあり、その人気は地元のみならず、全国各地から買いに来る人たちもいるほど。

また、外国人が営む店が多いのもこのまちならではの特徴。店主たちとの交流も楽しみながら巡ることができます。
気になる店があればガイドにリクエストして立ち寄ってみてはいかが。

地元でお馴染みの商店街を散策

ゲート通りを散策した後は、白いアーケードが続く中央パークアベニューへ向かいます。
かつて外国人向けの歓楽街として栄えたこの通りには、古くから商いを続ける老舗の食堂や時計店、楽器店、刺繍店などがたくさん並び、地元の商店街として親しまれています。その一方、最近は新しい店もまざり、歩いているだけでワクワクします。

好奇心をくすぐられる個性的な店がたくさん

新旧の店が入り交じる中、ひときわ目立つ存在なのが米軍や自衛隊、ボーイスカウトなどのワッペンを手がける刺繍専門店です。
中央パークアベニューにはそれらを扱う店がいくつかあり、中でも一番規模の大きいタイガーエンブは、店内のショーケースや壁が数えきれないほどのワッペンで埋め尽くされていて、思わず目が釘付けになってしまいます。
ここでしか手に入らないオリジナルのワッペンは旅のおみやげとしてもおすすめです。

沖縄市の歴史を学ぼう

2009年にオープンした沖縄市戦後文化資料展示室は、沖縄市の戦後にスポットをあてた資料館です。
戦後に使われていた生活雑貨や通貨、当時のまちなみのを映した貴重な写真などが多数展示されていて見応えたっぷり。まちの歴史を知り尽くしたガイドがそれらをわかりやすく丁寧に説明してくれるので、沖縄市の歩みがまるごとわかります。

こうしてまち歩きを通して歴史を学ぶことができるのもまちまーいの魅力です。

<コース説明>

●開催期間 通年

●所要時間/約90分

●参加料金/大人1500円(未就学児無料)

●コース順路
コザミュージックタウン前→ゲート通り散策→路地裏散策→ヒストリート→アメリカン人
御用達店舗等散策→パークアベニュー散策→コザミュージックタウン前
※ツアー中の買い物・飲食代などは各自のご負担となります。

●問い合わせ/一般社団法人 沖縄市観光物産振興協会 コザ・インフォメーションセンター
098-939-4845 

お気に入りについて
掲載日:
2017.04.01

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花笠マハエ