【11/1は泡盛の日】崎山酒造廠でこだわりの泡盛づくりを学ぼう!
- 掲載日:
- 2018.11.01
はいたい♪マハエです!
11月1日は「泡盛の日」です!
泡盛の製造が11月に最盛期に入ることから、1989年に沖縄県酒造組合連合会により制定されました。
今年も記念日に合わせて泡盛に深く触れようと思い、金武町の「崎山酒造廠」さんを訪れました!
崎山酒造廠さんとは、今年の8月に開催された「カルピス(R)+発酵BLEND 沖縄」のトークショーで
女将さんとお話しさせていただいたことが縁となり、今回訪問させていただくことになりました!
「カルピス(R)+発酵BLEND 沖縄」のもろみ酢は、崎山酒造廠さんのものが使われていたんですよ。
「カルピス(R)+発酵BLEND 沖縄」トークショーのレポートはこちら
崎山酒造廠さんでは酒蔵見学を実施されており、マハエは参加させていただくことに♪
酒蔵スタッフの比嘉さんがアテンドをしてくださいました。比嘉さん、よろしくお願いします!
まずは、展示パネルを見ながら、崎山酒造廠さんの歴史や泡盛づくりの工程について教えていただきます。
創業は明治38年、今から113年前です!
崎山オトさんという女性が首里で創業された造り酒屋が始まりでした。
その後、二代目でオトさんの長男である起松さんが、官営の「伊芸酒造廠」の工場長を任されたことが
きっかけで現在の金武町に移転されたのだそうです。
こちらは、二代目の起松さんとその奥様・藤子さんの名前から命名されたそうです!
藤子さんはコウジサー(杜氏)として起松さんを支え、崎山酒造廠さんを盛り立てられました。
ご夫婦の絆にあこがれちゃいます(∩´∀`∩)
さぁ、酒蔵見学へと参ります!
泡盛の原料として欠かせないのが、タイ米です。日本米より長細いのが特徴ですね。
日本米は水分が多いので、泡盛づくりには向いていないそうです。
製造工程は、
1.洗米 → 2.浸漬 → 3.蒸し → 4.種付け → 5.製麹
→ 6.仕込み → 7.常圧蒸留 → 8.濾過 → 9.熟成 → 10.詰め
となります。
こちらは【4.種付け】の様子です。
蒸し上がったお米を冷やし、種麹をつけて米麹をつくります。
黒麹菌を蒸し米に繁殖させるのだそうです。
現代では機械でおこなわれていることが多い工程だそうですが、崎山酒造廠さんでは手作業でおこなわれています!
なるべく手仕事で製造することがこだわりだそうです☆
マハエは特別にお手伝いさせていただきました(≧▽≦)お米のいい香りが漂ってきます~。
どんな味の泡盛に仕上がるのかが楽しみ♪
泡盛づくりのお手伝いは初めての体験でした☆彡
ありがとうございました!
こちらは【7.常圧蒸留】に使われる蒸留機です。
発酵を終えたもろみをこのタンクで熱し、アルコール分を蒸気で集めるそうです。
この工程で泡盛ともろみ酢に分かれます!
泡盛のうま味成分をなるべくそこなわないように極力手をかけない、やさしい濾過をされています。
崎山酒造廠さんでは恩納岳からの伏流水を使用されており、この水が沖縄ではめずらしい硬度30~40度の軟水なのです。
軟水だからこそ泡盛のうま味成分とのなじみが早く、やさしい濾過ができるのだそうです(*´▽`*)
原料や手仕事へのこだわりを積み重ねることで、おいしい泡盛が生み出されるのですね☆彡
泡盛についてたくさんお勉強させていただいた後は、ショッピングタイム♪
酒蔵の直売所は、すべての銘柄が揃っているのがうれしいポイントです!
左から2番目の透明なボトルの泡盛は、こちらの直売所限定品だそうです!
酒蔵に訪れた際はぜひGETしたいですよね☆
沖縄県内でのみ販売されているものやコラボ商品も!
また、梅酒やフルーツがブレンドされていたり、スパークリングタイプのものもありました!
幅広く泡盛をお楽しめますね~(∩´∀`∩)
大きな大きな甕とボトルを発見☆
マハエの3倍ほどはありそうです!!
こちらは特別に制作されたものだそうですが、このようなお楽しみがあるのも直売所ならではですよね。
「カルピス(R)+発酵BLEND 沖縄」のカルピスともろみ酢のブレンドドリンクをいただけるコーナーもありました♪
そして!特別なおもてなしもしていただきました~(≧▽≦)
わーい!パーティーみたい☆彡
まずは「松藤」をいただきます♪
まろやかな味わい(*´▽`*)
他にも「沖縄タンカン梅酒」やスパークリングもいただき、とっても幸せな気分♪♪
オリジナルのハンドブックには、さまざまな銘柄の泡盛をアレンジしたカクテルや
女将さん直伝のおつまみのレシピなどが掲載されていて、目にも楽しい♪
マハエも泡盛をテーマにしたホームパーティーを開催しようと思いました☆
酒蔵で製造について学び、崎山酒造廠さんのこだわりを知ることができました!
原料や工程などで味に違いが生まれることにもおどろきでした!!
雨の日やこれからの季節に酒蔵見学を行程に入れるのもおすすめです。
ぜひご旅行の参考にしてください♪
マハエは泡盛についてもっと知りたいという気持ちがわき、さらにお勉強しようと思いました。
これからも泡盛をたしなみながら、さらに知識も深めていきたいと思います!
【関連リンク】
►マハエの沖縄ダイアリー/【11/1は泡盛の日】創業130周年☆瑞泉酒造所で泡盛の歴史に触れました♪