今帰仁村

大自然が育んだ時の流れを感じる村

沖縄本島北部の本部半島に位置し、手つかずの自然や沖縄の原風景が広がる今帰仁村。大自然が育んだ景勝地や歴史的建造物との出会いを通して、長い歴史と豊かな文化を持つ村の魅力を発見できます。人気スポットである古宇利島のハートロックは、長い時間をかけて自然が作り上げた造形物で、さまざまなストーリーを感じさせてくれます。豊かな土壌が育んだ特産品も多く、中でも今帰仁スイカは普通のスイカよりタネが少なく、甘くてみずみずしい人気の逸品。大自然が育んだ時の流れを心で感じながら、癒しのひとときを満喫できます。

ここに注目！

今帰仁城跡

琉球王国成立前の三山時代、山北王の居城として築かれた史跡で、2000年に世界遺産リストに登録されました。標高90～100mの丘の上に曲線を描きながらそびえる城壁の美しさは、「日本100名城」にも選定されています。桜の名所としても有名で、毎年1月中旬から2月上旬には寒緋桜が咲き誇ります。敷地内にある今帰仁村歴史文化センターでは、城跡から出土した陶磁器など、今帰仁城跡に関する資料を見学できます。

古宇利島

北部エリアの観光スポットとして有名な、車で気軽に行ける離島です。島名「こうりじま」の語源は「恋島（くいじま）」と言われ、沖縄版アダムとイブの言い伝えがあることから、デートスポットとしても人気。周囲8kmという小さな島ながら、古宇利大橋やハートロック、透明度の高いビーチなどの観光名所と、古民家やさとうきび畑が印象的な沖縄の原風景が共存しており、訪れる人々を魅了し続けています。

村民の浜

今帰仁村総合運動公園の裏手にあるビーチで、地元の人々の憩いの場として人気のスポット。白い砂浜に映える透明度の高い海は、比較的穏やかで遠浅なので、海水浴やシュノーケリングにもうってつけです。敷地内には遊歩道や東屋、写真映えスポットとして密かに人気のブランコがあります。のんびり散策したり、遠くに見える古宇利島を眺めながら和んだりと、思い思いの時間を過ごせます。